2024年 4月 19日 (金)

<1年前のワイドショー>日本中が空を見上げた金環食!テレビカメラ据えてライブ映像狙ったが曇り空

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   これを見逃したら次は29年後ということで、去年5月21日(2012年)の金環日食は1週間前から日本中でおおいに盛り上がった。便乗商売も賑やかで、観察グラスは売り切れ、「金環日食観察グラスに粗悪品!有害光線遮断できず」(フジテレビ系「とくダネ!」)なんていう騒ぎにもなっていた。次ぎに心配になったのが当日の天気。晴れてくれないことには、この天体イベントも恨めしく曇り空、雨空を眺めているだけになりかねない。「『金環日食』来週21日午前7時半は曇り予報『見えるかビミョー』」(日本テレビ系「スッキリ!!」)と心配した。

   そして当日―。TBS系の朝のワイドショー「朝ズバッ!」は放送時間にバッチリはまるため、本社屋上にカメラを据えて待ち構えたが、いまひとつ雲が晴れずきれいな映像を届けることはできなかったため、「金環日食・スカイツリーのツーショット―墨田区役所前シャッターの嵐」(「朝ズバッ!」)とお茶を濁した。

   他のワイドショーは録画映像だったため、晴れた地域で撮影された金環食を届け、各地の「そのとき」をレポートした。「金環食に動物反応なし…ズーラシア空振り。ニワトリだけコッコッ」(「スッキリ!!」)というのは、日食に驚いて動物園の動物が騒ぐのではないかと予想したからだ。「とくダネ!」もリポーターをズーラシアに生かせ、「金環食で異常行動!?カンガルーケンカしたり、象がプールに入ったり…」と期待したが、動物園側の説明は「とくに明確な異常ではない」と素っ気なかった。

   金環日食の後日談があってもよさそうなものだが、話題はこの日だけで終わってしまった。実はその翌日が東京スカイツリーの開業で、話題はもっぱらそっちに流れてしまったのだ。(テレビウォッチ編集部

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