2018年 7月 18日 (水)

<1年前のワイドショー>1ドル78円「円高メリットなし」嘆いていた去年6月―どっちに転んでも庶民うま味なし

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   アベノミクスと称する「円安株高」も急落・急騰の乱高下が続いて、金融関係や輸出関連は一喜一憂だが、ワイドショーは「庶民生活には円安による値上がりこそ心配」という取り上げかたが多い。たしかに、外貨預金、海外投資をしている個人投資家をのぞけば、小麦、肉などの食品や電気料金の値上がり、海外旅行のうま味の目減りなどデメリットは小さくない。

   1年前はこれとはまったく逆に、「円高による庶民生活への影響」が話題になっていた。「どんどん進む円高ユーロ安・ドル安―庶民の暮らしにメリットあるの?」(テレビ朝日系「モーニングバード!」)と心配していたのだ。昨年6月1日(2012年)は1ドル78円48銭~52銭と、今より24円も円は高かった。背景にはスペインの大手銀行の経営難、ギリシアのユーロ圏離脱問題などがあって、相対的に「円は安全」と買われたのだが、司会の羽鳥慎一は「為替をしているわけでもないし、旅行もいかない」とメリットの実感がないと言い、コメンテーターの吉永みち子(作家)は「日本も相当な財政危機にあるわけで、相対的に安全と言われてもねえ」と戸惑っていた。

   早い話が、円高に振れても、円安に戻っても、多くの庶民は恩恵にあずかれるような話には縁遠いということなのだろう。(テレビウォッチ編集部

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