「レイブル」で仕事を探せ!働けない・働かない若者の遅咲き就活

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   若者の雇用状況は相変わらずの超氷河期だ。働いていない若者は現在331万人いて約10人に1人の割合だ。大卒者で見ると22・9%が正社員や自営業でもない不安定な雇用状況に置かれている。「何十社の採用試験に落ちて自信喪失になって引き籠りも増えています。そんな中で『レイブル』という言葉が言われるようになりました。遅咲きを意味するこの就職活動とはどんなものなのか。見て行きます」(近藤泰郎アナ)

大阪府が支援して働くことを知るための講座

   大阪府箕面市の体験農園で市民の利用者へアドバイスをする林原敦史さん(23歳)は、去年(2012年)まで自宅に引き籠りだった。原因は農業大学卒業後に畑の管理などをする会社にアルバイトとして勤めたが、仕事の遅さやミスを容赦なく叱責する上司にきちんと説明できず、叱られることでさらに委縮してミスの連鎖、「仕事するとまた怒られるんやろなとどんどん後ろ向きになって」、最後は人と接するのが嫌になった。

   そんな時(昨年9月)、大阪府の提唱する支援方式「レイトブルーマー(遅咲き)」、略してレイブルに行き会った。レイブルの講座は3段階で、「自己紹介などで人前で話せるような技を習得」「自分の弱点を把握」「必ずメモを取る」だ。職場体験(林原さんの場合は農園での作業)もあるが、週5日、1日5時間の労働は働く体験を覚えるためなので無給だ。ここでの一定期間の就労後に企業との相談があり、アルバイト契約を結ぶことができる。

   林原さんは週5日のアルバイトの道に進み、10万円の収入になった。今月からは「一人で管理を任されました。管理人です。ちょっとプレッシャーだけど、仕事は楽しいです。こんなに楽しいことだったのかと驚いています」と林原さんは白い歯を見せた。

(磯G)

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