2024年 4月 24日 (水)

主婦の消防団員が増えている!「防災・救命技術学びたい」ちょっぴりだけど報酬もあり

   主婦の消防団員が増えている。「消防職員は常勤ですが消防団員は非常勤です。非常勤の消防団員は年々減少傾向なんですが、女性だけで見て見ると2003年は1万2000人、去年が2万512人と10年間で2倍の増え方なんです。しかも約8割が主婦です。なぜ増えているのか、理由を探って来ました」(山田大樹アナ)

けがの応急手当、心臓マッサージも体験

   愛媛県松山市の消防団員井上千令さん(31歳)は団員になってまだ8か月だ。公募のきっかけは、1歳になる息子がオヤツのチーズを喉に詰まらせて慌てたことからだった。「いざという時、固まってしまって動けませんでした。思いっきり背中をたたいたら、ポロっと出てきて助かって。あれ以来、家族のためにも、救命技術を学ばんといかんと思って公募しました」

   消防団員の仕事は消防職員と変わらず、消火、救助、水防、防火啓発、救命講習会、住宅防火訪問などだ。なかでも、けがの応急手当や心臓マッサージの方法などは生活の中ですぐ役立つ。

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