久米宏「ニューステ」で一番苦労したこと…そこかい!?自称・歩く戦後史の洒脱
<放送批評懇談会 50周年記念式典>(2013年6月3日)

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   1963年に作家として有名だった内村直哉らを中心に、それまで批評行為の枠外に存在していたテレビやラジオの番組に、プロの物書きたちが評価を与える団体が発足した。独立自主の団体として財政的な苦労を重ねつつ、ギャラクシー賞という業界屈指にまで成長させた賞を、毎年優れた作品に与えて顕彰してきたのである。その放送批評懇談会が今年50周年を迎えた。
   50周年記念賞が与えられたのは、NHKの長寿番組「おかあさんといっしょ」、脚本家の山田太一、キャスター・パーソナリティーの久米宏、日本テレビの報道番組「NNNドキュメント」、制作会社の先駆者、テレビマンユニオンの5団体と個人である。まことに納得の人選で、受賞者たちの挨拶もそれぞれ素晴らしかった。
   受賞式の前に、「人生で初めて」という講演をした久米宏は、1944年生まれで、自称「歩く戦後史」と笑わせながら、彼が担当した数々のヒット番組との幸せな出会いのエピソードを語った。今でもラジオのレギュラー番組は持っているが、18年続いた「ニュースステーション」の間に、一番苦労したことは体型の維持だったとか。何故なら、日替わりで着る最先端流行の服が、ファッションショーで細いモデルが着たものを借りるので、自分もスリムを維持しなければすぐ体に合わなくなったからだそうだ。色々苦労があったと思うが、彼の評価は「運が良かった」である。久米はやっばり話がうまい。

(黄蘭)

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