2018年 7月 23日 (月)

凡作でも視聴率稼ぐ篠原涼子…独身アラフォー女の夢つなぐ「オヤジ女子に男が寄ってくる」
<ラスト・シンデレラ 第1回~第9回>(フジテレビ系)

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   髭の生えたオヤジ女子の恋愛ばなし。視聴率がそこそこで回を追ってもあまり下がっていかないのは、篠原涼子の神通力か。近頃は美容師の事をスタイリストといい、若い男女の群像劇としてはビビッドだが、なにせ女3人、遠山桜(篠原涼子)と学生時代からの親友になる大塚寧々、飯島直子たちの描かれ方が皆ステレオタイプ。
   桜の恋愛の相手が15歳年下の佐伯広斗(三浦春馬)と立花凜太郎(藤木直人)で、広斗はBMXライダーのほぼプー太郎である。凜太郎は桜の美容室の店長。最初はワルい計算で年上女に近づいた広斗が本物の恋をして、桜にマジでプロポーズする。ところが、計算づくで接近したと女にチクられて、桜が折角の誕生日の祝いの席から逃げ出すところで終わるのだ。これも見たような話ばかり。
   2人も子供を産んだとは思えないスリムな体の篠原は、猫のようにしなやかでコケティッシュな仕草で動き回り、視聴する男どもに受けているのだろう。アラフォーでスッピン、身なりにも気配りをしないのに、いい男たちを2人も惹きつけているという設定は、同じように結婚しそびれた独身アラフォー女たちに夢を持たせ、支持されるのかもしれない。しかし、徹底的にリアリティはないけどね。
   そもそも激しいライダーにしては三浦春馬の優男ぶりが「ありえねぇ」し、藤木直人の店長はこれまでの彼のどの出演作ともほとんど同じ。つまり演技によって演じ分ける力がないのである。(放送2013年6月6日22時~)

(黄蘭)

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