都バス24時間営業やって欲しい。いや民業圧迫だから廃止だ!

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   社会的サービスや富の再配分といったことに「公」がどれくらい関わるべきかは、現代資本主義の難題である。野球のボールがどの程度飛ぶべきかと同じくらいの大問題だ。一時は、「公」はとにかく必要最小限でいい(といってもどこが必要最小限なのかはよくわからないが)、あとは「民」に自由にやらせよう、そうすれば競争で成長だ、ニッポンバンザイだ―という理論が大流行したが、それはいったい何を生んだんだろうか。いま日本には鳩時計すら見当たらないようだ。

   「民」の利益追求による社会の歪みが目立ちだすと、お次は少し大きめな「公」を目指した政府ができたが、それも大コケ。現在、国民の大多数が支持するアベノジャパンは大手を振って「民間に自由を!そうすれば民間は爆発だ!」路線を取り戻しつつあるようだ。

モニバドは歓迎

   そんななかでのコントロバーシャルなお題、「都バスの24時間営業」である。けさ14日(2013年6月)のスタジオでは「ぜひやってほしいし、拡大してほしい」(飯田泰之・エコノミスト)など全般に歓迎ムードであった。

   だが、ちょっと待ってほしい。これは「官業による民業の圧迫」の典型のような話ではなかろうか。国民の大多数が支持するところのただ今の論法によるならば、都バスなどは廃止して、民間にやらせたほうがみんなハッピーになれちゃっておかしくはないはずである。

文   ボンド柳生
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