極秘情報暴露の元CIA職員ロシア亡命!?目の前の「宝の山」プーチン受け入れ示唆

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   米国の国家安全保障局(NSA)の個人情報収集を暴露した元CIA職員のエドワード・スノーデン氏(30)が、NSAは日本を含む38か国の大使館・代表部の通信を盗聴・傍受していたことを暴露した。

   スノーデン氏はモスクワの空港に留まったままだが、ロシアに亡命を申請し、プーチン大統領は亡命を認める可能性を示唆した。

日本など38か国の大使館・代表部も盗聴

   駐米の各国大使館・代表部の盗聴・傍受は、英紙「ガーディアン」がスノーデンが入手したNSAの極秘内部文書を元に1日(2013年7月)に報じた。

   それによると、2010年9月に作成されたNSAの極秘文書には、盗聴・傍受の監視対象として同盟国である日本、韓国、トルコのほか、中東諸国、インド、フランスなど38か国の大使館・代表部が対象となっていた。

   また、6月29日発売のドイツの週刊誌「シュピーゲル」は、EUの施設などにも盗聴器が仕掛けていたと報じており、欧州議会のシュルツ議長は「事実ならショックだ。欧州と欧州機関がまるで敵のように扱われていたことになる」と怒る。

   盗聴・傍受の手口は、電子通信装置に盗聴器を埋め込んだり、専用の特殊アンテナで送信データに繋がるケーブルへ侵入するなどしていた。

   諜報戦に詳しい軍事ジャーナリストの黒井分太郎氏は「こうした諜報活動が行われているのことは常識。アメリカだけでなく、各国が普通にやっていること」と見る。元外交官でキャノングローバル戦略研究所の美根慶樹研究主幹も「アメリカが認めることはあり得ないし、追及しても分からない」という。

ロシアに筒抜けになる国家保障局の情報システム

   この極秘の諜報戦の一端を暴露したスノーデンとはどんな男なのか。2004年に米陸軍に入隊し、07年にCIAスイス支局でコンピューター網の安全管理を担当した。09年にCIAを退職して民間企業に就職したが、そこからNSAに派遣されていた。ハッカーの技術が買われ2000万円の年収があったという。

   コメンテーターの潟永秀一郎(「サンデー毎日」編集長)「ロシアに亡命してブラックボックスのパソコンを渡したら、ロシアはアメリカに対し相当優位に立つでしょうね」

   黒井「アメリカが一番恐れているにはそこで、機密情報よりはNSAのシステムの中身が漏れるのが困る。ロシアとしては最初からそれを欲しがっている。これで米軍の暗号なんかも全部組み替えざるを得なくなり、大変なダメージを受けると思いますよ」

   ロシアのプーチンは「彼がここにいたいなら一つの条件がある。アメリカの仲間に損失を与えないことだ」と言い、反米活動をしない条件に亡命を認める可能性を示唆した。

文   モンブラン
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