ストリートビューに現れた軍艦島に世界が注目!機材担いで人力撮影

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   つい先日、筆者が何気なく道を歩いていたら、妙な物体を天井にくっつけたクルマとすれ違った。ヘンテコな宣伝カーだなとマジマジと眺めていたら、車体にグーグルマップ・ストリートビュー云々とある。ストリートビュー撮影カーを見るのはたしか3度目くらいだが、毎度、不思議とすぐには気付かないものである。

メイキング映像に人気

   そんな神出鬼没のストリートビュー撮影隊が最近、あの「軍艦島」にも出向いたそうである。軍艦島は長崎市の中心部から南西に約20キロ、長崎半島の沖合に浮かぶ周囲1キロほどの小さな島で、明治時代に石炭採掘で栄えだしたらしい。最盛期には5000人が島に暮らし、コンクリートづくりの高層集合住宅や病院、学校などが所狭しと立ち並び、横長の島に建物が密集した異様な姿が軍艦に似ているというので、「軍艦島」の愛称がついたそうだ。

   戦後の石油時代になると、軍艦島の炭鉱も御多分に洩れず閉山。1974年には住民全員が島を去ったという。近年はコンクリートづくめの廃墟島として、たびたびマスコミやネットで話題になり、最近は英国諜報員映画の「スカイフォール」にも登場した。

   この島は観光で訪れることも可能だが、グーグルは行政当局の許可を得た上で、通常は立ち入り禁止のエリアも含め、島全体を撮影したという。今回はさすがにクルマで回るわけにはいかなかったようで、人間がバックパック型の撮影機材を背負い、島内を歩いて撮影した。貴重なストリートビューが誰でも閲覧可能となった。

   6月下旬には、グーグルビュー撮影時の模様を撮影した動画「軍艦島をストリートビュー / Google Maps Street View of Battleship Island」も公開。公開から5日ほどで60万回弱の再生数を記録するなど、かなりの人気ぶりだ。海外からと見られるコメントも多く、軍艦島の注目度はさらに高まりそうだ。

ボンド柳生

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