富士山にはなぜか川がない…NHKの意地か!?はしゃがず真面目一方の世界登録便乗番組
<NHKスペシャル 富士山 ~水をめぐる神秘>(NHK総合)

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   世界文化遺産登録狂想曲とでも言いたいような近頃の富士山報道だ。フジの「めざにゅー」や「めざましテレビ」では女キャスターがご来光に涙したり、こういうのが1番今後懸念されることだが、当番組はもっと科学的(?)、実証的な視点である。富士山には川がない。結構な水量が流れているのにあるところで何処かに吸い込まれて消えるのだ。地下水になってどうなるのか。
   消えた水は地下で巨大な地層の隙間を走ったり、あるところでは氷柱を作り出したり、富士五湖や駿河湾海底からの湧水になったり、豊かな水が富士山信仰の元にもなったと語られる。青木ヶ原樹海も登場したが、下世話な関心を持つ筆者は「青木ヶ原樹海」と聞いただけで「自殺の名所」と連想したが、文化遺産を追求する当番組は、そんなことには毛ほども触れず、ひたすら厳かな瑛太のナレーションで進むのであった。ちょっと物足りなかったかも。ただし、この局が好きな、どこかの研究者を引き連れて洞窟を調べたりして真面目一方、かつ多角的な映像取材であったことは認める。
   20代半ば頃、筆者も山開きの日に富士登山をした。一気に登れたが、下山の方が怖かった。須走りで一足一足が3メートルぐらいずり落ちるので、脚の筋力が強くないと転びそうだったことと、風が出てくると遮るものがないので、吹き飛ばされそうで怖かったのを一番強烈に記憶している。入山料は早急に高くとるべし。(放送2013年6月30日21時~)

(黄蘭)

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