送りつけ商法そこまでやるか!「葬式の日に死んだ人の名前で数珠」

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   頼んだ覚えのないものが代金引き換えで届く。「家族のだれかが頼んだのかなぁ」とつい払ってしまう。そんな被害が急増している。オレオレ詐欺から振り込め詐欺、さらに形をかえた犯罪が横行しているが、これもその一つかもしれない。

「値段は数千円から数万円」「大手の健康食品会社を装う」「事前に電話」が手口

   東京の行政書士法人・鷹悠会の電話が鳴った。相談は送りつけの被害だった。代引きで58000円を払ったが、出てきたのはサプリメントだった。さらには、21000円を払ったが使用済みのテレホンカードが出てきた…。

付け込まれる

   国民生活センターによると、健康食品の送りつけ商法の相談件数は2011年までは毎年2000件余りだったが、12年度は一気に5倍以上の1万4729件、今年はすでに1万2195件に達している。これはただごとでない。明らかに「戦略」を感じる。

   街の声を聞いてみても、北海道のカニを送りつけられた、健康食品が届いたなど案外多い。受け取った人、断った人さまざまだが、 決まり文句のひとつは「前に家族の方が注文してます」「その確認の電話です」。そこで「ウン」というと、代引きでものが届く。

   なかには、「受注生産だからキャンセルできない」とか、脅しめいた受け答えもあるという。数として多いのは健康食品だが、書籍、新聞、CD・DVD、アクセサリーなどもあって、皇族の写真や葬式の日に亡くなった人の名前で数珠が届いたりもあるという。

   司会の小倉智昭「こんな手口もあるの、いまは」

   田中良幸レポーター「高齢者をだますだけではなくて、ネットで購入が増えているので、家族の誰かが……というのが狙い目になっています」

   小倉「本物の健康食品なの?」

   これがいまひとつわからない。はっきりしてるのは相談件数だけだ。ただ、手口を整理すると(1)値段は数千円から数万円(2)大手の健康食品会社を装う(3)事前に電話で「注文の健康食品ができました」といってくる―などだ。金額は弁護士費用を考えると泣き寝入りもといういい線をいく。

請求書入りで届いても2週間たったら使っても捨ててもOK

   小倉「経験ありますか?」

   深澤真紀(コラムニスト)「ないですけど、振り込め詐欺なんかの名簿が流れているのではないかといわれています。なぜかというと、60代以上の方に被害が多い。家族は必ずいわないといけないですね、代引きはとくに」

   対処法は実は簡単だった。弁護士によると、電話がきても覚えがないものはとにかく「切ること」。次にモノが届いたら「受け取らない」。請求書入りで届いたものはどうするか。注文した覚えのないものなら、「14日間そのまま保存」。この間、包みをあけてもいいが、中身には手を付けないこと。2週間を過ぎたら使っても捨ててもOKなのだという。その後に電話がかかっても切ればいいという。

   小倉「そうなんだ。使っちゃってもいい」

   笠井信輔キャスター「でも、そこにつけ込んできそうだね」

   田中「出るところに出るぞという話にもなるが、出るところに出られない人たちがやってるんだから勇気を持って電話を切ること」

   小倉「嫌がらせでラジオ局に毎日送りつけられたことがあるけど、これはお金をとるんですよね」

   払ってしまう人がいるというのも平和な話だ。いっそ金がなければ被害にも遭わないか。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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