2024年 4月 24日 (水)

「朝ズバッ!」コメンテーター若狭勝344票差の惜敗!三原じゅん子応援団長も涙

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   ワイドショーなどのコメンテーターとして活躍し、参院選比例代表に自民党から立候補した若狭勝(元東京地検特捜部副部長で弁護士)がけさ22日(2013年7月)午前6時40分まで競り合って落選した。当落の差は344票だった。

   若狭が挑戦した比例代表は衆院選と違い名簿順位がない。投票は候補者名でも政党名でもOKだが、より多くの名前を書いてもらった候補者から当選が決まっていく。

法律一筋のド素人候補者…握手が上手にできない!

   地味な性格うえ、アピールが苦手のような法律一筋といった若狭だけに、立候補していることを知っている有権者がどれほどいたか。見兼ねたのか、街頭での手の振り方から握手の仕方まで手ほどきを買って出て、応援団長になったのが元女優の三原じゅん子参院議員だった。

   選挙選初日、三原の後ろをついて回り、ビラを配ってもなかなか受け取ってもらえない。握手にも気後れが目立つ。積極さが足りない若狭にもどかしさを感じた三原は、2日目に入ってビシビシと指導を始めた。

「恥じらいを持っていてはダメ。気後れしてはダメ。積極果敢にというアドバイスを受けました」(若狭)

   3日目からは一人で街頭に立ち、迎えた最終日、銀座に現れた若狭はすっかり慣れて一人ひとりに丁寧な握手をするまでになっていた。これを見た三原は「最後になって一番いい顔つきになって…。もうちょっと早くエンジンをかけたかったという気がして悔しい。こんだけ一緒に戦ってくると、本当に自分のことのようく胸がいっぱいで…」と涙ぐんだ。

「変な法律がいっぱいあって、国会議員になって直したかった」

   落選が判明して2時間後にスタジオに生出演した若狭に、司会のみのもんたが「正直言って、今後は政治家への道を断ち切りますか」とぶつけた。若狭は「基本的には、もう1度法律家に戻って…。法律家として国会議員になりたかったんです。政治家になって訳のわからない仕事を水面下でするよりも、目に見えるところで国会議員という法律を作る専門職になりたかったんです。今の法律はおかしなところがたくさんありますから」という。

   若狭にとっては、ド素人が初挑戦した参院選だったが、「やることはやったので清々しい気持ちです」という。この経験を生かし3年後になるのかどうか分からないが、その志を捨てず積極果敢に再度挑戦して欲しい。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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