TVタレント候補次々落選!桐島ローランド、小倉淳、若狭勝…小粒だものねえ

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   参院選の結果に意気上がらない日本維新の会で、ひとり元気なのがアントニオ猪木(70)だ。当確の報で事務所に姿を見せた猪木は演壇に登る際、けつまずいて手をつく一幕もあったが、すぐ立ち直って「元気ですか!」。いつもと変わらない。70になっても変わらない。

   「参院に華がない」という石原慎太郎・共同代表のお声がかりで18年ぶりに選挙に出た。「国会に闘魂注入」と書かれたヘリで飛び回り、街を行けばサラリーマンから女性、子どもまでが集まってくる。そこでビンタを食らわしては、「1、2、3、ダーッ」とやる。それだけ。「ゲリラ型選挙で、人のいるところへいく。70からの旅立ち」で、張りまくったビンタは「1000回は超えた」という。みんななぐられてニコニコしているんだから不思議な光景だ。ともかく、「元気があれば当選する」ということか。

山本太郎「組織なし」「情勢わからない」…突然の当確に事務所ビックリ

   金星をあげたもう1人が、東日本大震災以来、原発反対を叫び続けてきた俳優の山本太郎(38)だ。組織もないし情勢も分からない。テレビ開票を見ていた支持者が「当確」を見て「アーッ」と叫んだ。事務所は沸き立ったが、本人に笑顔はなかった。

大変ですよ

   事実を噛み締めるように、「このまま浮かれるわけにはいかない。スタートラインに立っただけ」という。その様子が中継されていないことを知って、支持者に「ナマで流れてないんですって。ごめんなさい」と笑って、やっと気勢を上げた。どんな明日が待っているのか。

   この選挙でもタレントといわれる候補者は少なくなかったが、どうやら有権者は並のタレントには動じなくなっているらしい。東京選挙区でみんなの党から立候補した桐島ローランド(45)は、作家の桐島洋子氏の長男。アメリカ人とのハーフでなかなかのイケメンである。時にスーツ、時に浴衣などで「日本がよくわかる」「アイ・ラブ・ジャパーン」などと呼びかけたが及ばなかった。

   東京で維新の会から出た元テレビアナウンサーの小倉淳(55)は、丸川珠代と「アナウンサー対決」などといわれたが、向こうは 100万票のトップ当選で、全く歯が立たなかった。

テレビ露出度で当選できるほど甘くない時代

   自民党から比例で出た元体操選手の塚原光男(65)は「月面宙返りの」と呼びかけたが、五輪3大会で金メダルの勇者も35年前のことを多くの有権者は覚えていなかった。元格闘家の佐竹雅昭氏(47)も比例で出たがこれもダメ。先頃までワイドショーの常連だった元検事の弁護士若狭勝(56)も、いざ売り込むとなると、出てきたのが「ヒゲの弁護士」「テレビコメンテー ター」だった。自民党への追い風の中でも有権者には届かなかった。

   司会の小倉智昭「こうして見ると、タレントで立候補しても大変ですよね」

   岡田育(編集者)「知名度で選挙というのは、なんか違うのかなと思いますよ」

   小倉「タレントともてはやされる時期は終わったのかも」

   田﨑史郎(時事通信解説委員)「タレント議員の成果があまり上がらなかったのがひとつ。それと昔より小粒になった」

   フジテレビ政治部長の石原正人「タレントでも突破力がないとダメ。プラスアルファは必要でしょう」

   そりゃあそうだろう。昔のタレントは石原慎太郎、青島幸男、横山ノック、藤原あきと全国区だった。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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