<金曜プレステージ「山田太一スペシャルドラマ よその歌 わたしの唄」>
いしだあゆみ痛い!痩身いよいよガリガリ、おぼつかない台詞回し…年寄りキャラやり過ぎ

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   文化人類学の大学教授(渡瀬恒彦)が定年を迎え、ある実験を試みる。カラオケ店員に成りすまし、ひとりカラオケをしているわけありな人たちに声を掛け、彼らを集めてコーラス隊を結成するというものだ。

   介護で疲れ果てた女性(キムラ緑子)は息抜きのため、妻子に逃げられた男性(阿南健治)は孤独を忘れるため、それぞれ事情を抱えた人たちがひとりカラオケを拠りどころに生きている。そんな彼らを集めてコーラス隊を結成して、その顛末を本に書こうという目論見があるとかないとか。

ひとりカラオケの男女…それぞれのわけあり人生

   コーラス隊として集められたメンバーはキムラ、阿南のほか、柄本明、中越典子、瀬戸康史、山崎樹範、伊藤麻実子らだ。飛びきり歌のうまい男としてバービーボーイズのKONTAも出ていたが、ほかの人たちの歌唱力のなさを罵ってすぐに辞めてしまう端役だった。

   その後日、柄本明が歌好きの妻(鳳蘭)と稽古場に現れ、彼女が「与作」や「また逢う日まで」をピアノで弾き語りし、コーラス隊のメンバーたちも自然と加わり、一緒に歌うことの楽しさを知る。ところが、元気そうだった鳳蘭がくも膜下出血で急逝してしまう。妻のいない家に帰りたくないと柄本が渡瀬の家に居候し、渡瀬と妻(いしだあゆみ)との微妙な関係をなんとかしようと世話を焼きはじめる。

   少ない登場人物で大きな動きもない会話劇である。舞台でやればちょうどいいお芝居かもしれないが、テレビドラマとして見るにはあまりにも動きがなく、しかもわずか2時間で登場人物たちを描ききることはできず、いささか強引ではと思えるストーリー進行が目立った。

山田太一お疲れか…連ドラでじっくり見たかった中途半端な2時間SP

   山田太一も高齢になり、連ドラを書く体力がないのかもしれないが、山田より年上の橋田壽賀子も頑張っているのだから、2時間ドラマではなく連ドラでじっくり描いたほうが見ごたえがあったかもしれない。

   昔から細いいしだあゆみだったがさらにガリガリに痩せていて、台詞まわしもおぼつかない感じなのが気になった。音楽はクラシックしか聞かないと言っていたいしだが、最後にコーラス隊とともに「また逢う日まで」を熱唱するのだが、あきらかに歌謡曲の歌い方だったのに違和感あり。

   最後まで見ても、タイトルの「よその歌 わたしの唄」の「歌」と「唄」を使い分けしている理由はわからず。気になって仕方がない。誰か教えて!(フジテレビ系7月19日よる9時~)

しろうさぎ

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