NHK「シマゲジ・エビジョンイル時代」逆戻り?参院選大勝で自民党べったり
<検証・ネット選挙 クローズアップ現代 73分拡大スペシャル>(NHK)

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   21日の選挙当日は所要があったので、20日に区役所へ期日前投票に行ったら、出てきたところでNHKのオバサン調査員に捕まった。出口調査である。ボードには年齢幅、投票した党、支持政党、ネットを利用したか等々の質問。歳に関しては「マイプライバシーで余計なお世話だ」と言ってやって書かなかった。
   この番組では「出口調査の結果でもネットの利用は少なかった」と総括していた。筆者には知人の立候補者(複数)から沢山メールは来たが、フェイスブックやツイッターを読むほど暇ではないので、ネットを利用したとまでは言えなかった。少なくともフェイスブックなどで他人が書き込む情報に左右されて投票するほど純情ではない。ネットを魔法の手段のように高評価するのはいかがなものか。
   番組では自民党のネット利用にかかる組織に密着して取材してあったが、ハテ、いつか見たような構図だぞと違和感があった。55年体制崩壊以前の万年自民党政権時代、NHKは国会で承認されるためにはナリフリ構わず、自民党べったりだった。シマゲジの綽名の島桂次会長時代(1989-1991)には、およそ公共放送の名に相応しくない政府との密着ぶりが目に余って顰蹙を買った。崩壊後もエビジョンイル・海老沢勝二会長時代には批判が多かった。その頃を知る局員が少なくなって、事前調査で自民党大勝と出たので、無批判に密着したのだろうが、いくら選挙後の放送とはいえ問題である。(放送2013年7月23日19時半~)

(黄蘭)

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