2000メートル以上の山がない韓国…日本アルプスに憧れ!高山の怖さは未体験

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   長野県中央アルプスで韓国人ツアー登山客が遭難した事故で、捜索隊は30日(2013年7月)、3人の死亡を確認し、心肺停止状態になっている1人を発見した。ツアーは48歳から78歳までの男女20人で、韓国・釜山市均衡の登山仲間だという。

   一行は28日に入山して山小屋で1泊し、翌29日に宝剣岳(2931メートル)に向う予定だった。ところが、29日は朝から雨が降っていた。グループを目撃した日本人登山者は「雨、風、ガスでとても視界が悪く、5メートル先が見えなかったですね。とくに雨と風が強く、休んだら低体温症になってしまうありさまでした。(韓国人登山客の)女性たちは髪の毛がびしょびしょで、山小屋に入ってきてそのままストーブに直行し、ストーブを抱えるような状況でした」と話す。

甘く見てた3000メートル級。遭難ツアーも「ガイドいらない」

   遭難の背景にはツアーガイドもつけなかったことが挙げられている。航空券などを手配した釜山のハンジュ航空旅行社は、「引率者の方は現地に何度も行き、日本語もとても流暢でした。ガイドは必要ないというのがご本人たちの希望でした」という。

ガイドもいないとは…

   それにしてもお粗末な山行だった。この引率者は途中で70歳代の男性が体調不良を訴えためにグループから離脱し、グループは引率者が戻るのを悪天候のなかで待ち続け、体力を消耗してしまったようだ。

   韓国では数年前から登山ブームが起きているが、国内には2000メートルを越える山がなく、3000メートル級の山々が連なる日本アルプスに魅せられる韓国人登山客が年々増えている。長野県国際観光推進室によると、県内の山小屋に宿泊した韓国人は年間500~600人にのぼるという。しかし、天候急変など3000メートル級の山の怖さをよく分かっていない。今回はその典型的なケースといえる。

   司会のみのもんた「ガイドは案内するだけではないいんです。パーティーをどう束ねるか、どう目的地にいくか、断念した時にどう帰ってくるかなど、大切な役割りがある。それを頼まないとはね・・・」

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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