2018年 7月 23日 (月)

変だよテレビの「不偏不党ごっこ」選挙の支持はっきりさせると出演ダメのナンセンス
<テレビの政治的公平性の余波について>

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   知人のある芸能人がこの度の参議院議員選挙で、高校時代に同級だった友人の立候補者から、推薦人になってくれと頼まれた。彼は公共放送に出演しているので、「推薦人はやめた方がいいのではないか」と筆者は提言した。案の定、楽天の三木谷社長ら、政党支持を表明していた有名人の出演が取りやめられたと報道されていた。
   同級生や友人の推薦人になったからといって、必ずしもその候補者の信奉者であるとは限らず、魂まで売り渡しているわけではないのに名前が出たら後々まで響く。まことに面倒くさい。筆者にも複数の候補者から、相当濃密なアプローチがあり、中の1人は選挙運動用の葉書を3枚同封してきて、宛名を書いて返送しろとあった。
   勿論、忙しいので無視した。この人は比例区で落選した。別の1人は比例区で当選した。落選した方は縷々したためた敗戦の弁がメールで送られてきたが、当選した方は、事前のしつこい電話攻勢が嘘のように、音沙汰なしである。勝てば官軍で、おそらく次の選挙まで、筆者とは「知人」でなくなるのではなかろうか!?(笑)。
   筆者が投票した人はアプローチのあった人たちとは似て非なる全くの別人である。メディアに好きな有名人の推薦文が出たからといって、そんなものに自分の心が左右されることも100%ない。同様にテレビ出演を取りやめさせる放送局は、責任逃れのために「羹に懲りて膾を吹いて」いるだけであって、ナンセンスの極みである。(放送2013年7月)

(黄蘭)

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