簡単体操で防ぐ脚のむくみ「足首ピョコピョコ運動」「逆自転車こぎ」「ゴキブリ体操」

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   日本人女性の半分が手や脚、顔などのむくみに悩んているという。むくみは放置すると足の血管がボコボコになる下肢静脈瘤を起こしたり、静脈の流れが悪くなるため心臓病や肝臓、甲状腺の病気の原因になる。

   川口美和さん(48歳)はふくらはぎが朝は38・センチだが、夕方になると39・8センチと1・2センチもむくんでしまう。むくみは簡単に起こるが、すぐ解消もする。信州大学大橋俊夫教授は2分半ほどプールの中でバタ足をすると元に戻るという。「重力のない水泳は血流が活発になるので、むくみの水分が上半身に運ばれて細くなるんです」

放っておくと下肢静脈瘤、心臓病、肝臓病…

   毎日プールでというのは難しい。血管外科の広川雅之医師は自宅でできる簡単体操を提案する。立ったまま足首をしっかり曲げる「足首ピョコピョコ運動」は、台所仕事をしながら1時間に10回程度やるだけだ。次は「逆自転車こぎ」。ソファに腰かけて足を天井に向けて上げて膝を曲げて下ろす。「ゴキブリ体操」というのもあって、仰向けに寝て手も足も天井に向けてブラブラを繰り返す。これでダルさが取れるという。

   川口さんがこれらの体操を心がけてふくらはぎの計測をすると、むくみは1ミリ程度になった。「この体操は小まめに分散してやった方が効果が上がります」(広川医師) 綿貫静枝さん(70歳)は20年以上もむくみに悩まされている。静脈の弁が壊れ、血液の流れが悪くなって血管にコブができている。下肢静脈瘤だ。広川医師は血管内レーザー治療を薦めた。費用は5万円程度(保険適用)で、手術時間は30分。局所麻酔なのでその日に帰宅が可能だ。

   手術は足の下部に小さな穴を開け、静脈にレーザーを通して焼いてゆく。「ウトウトする暇もなく終わってしまいました。以前の足の痛みがウソのようです。今では1万歩歩きます」(綿貫さん)

   「足がむくむ、重い、ダルい。左と右でムむくみ方が違う。膨らんでいる血管が熱い、ピリピリする。明け方に脚がつる。こういう症状があれば、早めに医師に相談して下さい」と広川医師は言う。

(磯G)

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