2024年 4月 25日 (木)

男ゴゴロ知りたければここに行け!アフターのキャバ嬢と「中二病」の男たち

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「男ゴコロがわからない~」

   これ、ずっと言ってる気がする。言い続けていったい何年になってるんだろうって思っている女性は多い。たいていそういう場合は、気になっている男がいて、どうアプローチしようか考えあぐねているところか、男に振り回されているんじゃないか、遊ばれてるんじゃないかって不安になっている時だ。

   では、どうしたらいいか。あなたたちが行く場所は、自分磨きの場所でもなく、恋愛指南サイトでもない。それは、キャバクラの近くにあるバー。心を裸にした男たちのパラダイスという掃溜めだ。そして、男たちをあやしあしらう女たちのテクニックも見ることができる。営業が終わってアフターに繰り出したキャバ嬢と男たちがやってくる。最近は深夜飲食営業の条例が厳しいので、たいてい深夜2時前にはそこそこ酔った男とキラキラしたおねえちゃんたちがワンサカと移動してくる。

「かわいくてすぐやれて、お金かからない女の子が一番好き」

   コースはこんな感じだ。たとえば、女子会が終わった23時過ぎ。電車に乗るフリして駅に向かって出てくればいい。そしてキャバクラがあるようなエリアのバーの扉を開けばいい。カウンターで一人お酒を飲んで、バーのマスターと恋愛相談でもして時間をつぶせばいい。

   しばらくボーっと時間を過ごすと、キャアキャアいう歓声とともに彼らがやってくる。いよいよヒアリングと観察の時間。どんな会話が聞こえてくるかと言えば、中二病の会話だ。

   男「オレ、小学生までは天才だったのに、中学からはアホ一直線!全部付属でよかった~」

   女「ヤダ~、そうなの!? でも、××さん、ホント面白いよね~。一緒にいて楽しい」

   とまぁ、こういうくだらない会話が繰り広げられる。それじゃ意味がないと思った貴女、よく考えれば、人間24時間のうちどこかで本音というか、飾らない時間は必要だ。男ゴコロなんて、たいていこんなくだらないことからできている。それに合いの手を入れる女性のタイミングと言い方は、おおいにお手本にしたほうがいい。さらに酔いにまかせて男は喋る。「かわいくてすぐやれて、それでお金がかからない女の子が一番好き」

   バカだ。本当にバカだと思う。でも多くの男が持っている中二病がここで一気に花開く。

男はしょせん映画「ハングオーバー」の世界

   アメリカではこの中二病がきちんと文化としてジャンルが確立されているらしい。映画「ハングオーバー」シリーズがその典型的な例だ。男同士でつるんでちょっとエロがあって、後はとにかく男同士でハチャメチャなバカをやりまくる。おバカ映画なのに興行成績がいい理由は、おバカ男たちに共感する一般男性客が多いからだって。どんな男にもあるバカ大好きの心をくすぐり、映画が具現化してくれているのだろう。

   深夜、キヤバクラ営業後のバーは、そんな男たちのリアルな声を聞くことができる。ここの場でナンパをされることはない。男たちは目の前のガバっと胸元のあいたドレスを着たオネェちゃんたちにしか興味はない。「男ゴコロがわからない~」なんていう前に一度、おためしあれ。

モジョっこ

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