「欠陥美白化粧品」昨年10月から放置していたカネボウ!医師の警告軽視

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   肌がまだらに白くなる美白化粧品の欠陥を、カネボウ化粧品は1年以上も放置していた。昨年10月(2012年)、この製品を利用した2人の患者の肌に異常がと医師から指摘があったが、アレルギー性皮膚炎と軽く考えて対応していなかった。

   白斑の被害者は現在わかっているだけで4061人で、20代から70代と幅広い。「昨年10月の時点で欠陥が公表されていたら、白斑の被害はなかった」と怒る62歳の女性を番組リポーターの原元美紀が取材した。

62歳患者「知らずに使い続けてしまった。いまだに連絡はありません」

   2011年ごろからカネボウの美白化粧品を使い始めたというこの女性が白くなったと思ったのは、昨年12月初めだった。「今年1月に人がたくさん集まった会合に出たら、『すごく白くなったわ』といわれた」という。ところが、今は手や足の甲に白いまだら模様が目立ち、とくに首の後ろ部分は広範囲に白斑症状が出ている。「いろんな機会があったのになぜ教えてくれなかったのか。いまだに連絡がない」と怒る。

信頼していたのに…

   昨年10月に「白斑症状の異常が出た」と連絡した医師は、今年1月にも「この異常を学会に報告する」と伝えたが、その時もカネボウは動かなかったという。動いたのは今年5月になってからだった。新たに3人の白斑症状が出たという連絡があり、調べた結果、欠陥化粧品と分かり7月4日の自主回収となった。最初に医師の指摘があってから10か月がたっていた。

皮膚科医師「発表遅れで塗り続け、治りが悪そうな方がいる」

   40人の白斑患者を診察している新宿皮フ科・日本白斑センターの榎並寿男院長は「とりあえず報告があったというだけでも、皮膚科の専門医に知らせる方法はなかったのか。7月まで塗り続け、治りが悪そうな方がいる」と批判する。

   司会の羽鳥慎一「カネボウ化粧品といえば信頼して使いますよね」

   作家の立花胡桃「日本の化粧品は日本人に合わせて作られたといわれており、日本製なら無条件で信用し買ってしまう。それだけブランド力がありますね」

   欠陥化粧品で信用力はガタ落ち。立花は「美白ブームで他社からもたくさんの商品が出ているが、これからは成分をちゃんと見て使わないと」という。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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