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今度は「ピザハット」でばかアルバイト!顔にピザ生地張り付けてツイッター

   「不適切写真」というんだそうだ。外食企業のアルバイト店員によるおふざけ写真のネット公開が止まらない。客に食わせる食材でいたずらしたり、保冷庫に入り込んだりだから、不適切なんてもんじゃない。その結果どうなるかも考えないバカとしかいいようがあるまい。

「ピザって息できないんだな お休み地球」…会社は謝罪

   ピザの生地をマスクのように顔に貼付けた男性の写真に、「ピザって息できないんだな お休み地球」という書き込み。ツイッターに投稿したのは、 杉並・高井戸のピザハットのアルバイト店員だった。ツイッターは炎上して、日本ケンタッキー・フライド・チキンはきのう19日(2013年8月)謝罪した。ピザ生地は廃棄用だった。

   今月1日には、ハンバーガー用のパンの山の上に赤シャツの男性が寝そべっている写真が出た。バーガーキングの都内の店で撮影されたもので、大量のパンは発注ミスで廃棄せざるを得なくなったものだったという。これもアルバイト店員で首になった。

   3日には業務用冷蔵庫の中には入り込んだ男の写真。かぶっていた帽子から弁当チェーン「ほっともっと」の愛知県内の店での撮影とわかった。店員は解雇され、店は消毒のため一時休業した。

   大阪・門真市のラーメン店では冷蔵庫に保管してあるソーセージを口にくわえる女性アルバイト店員の写真が問題になった。店は休業して、開封済みの食 材を廃棄し冷蔵庫の消毒をした。撮影・投稿した女性2人は解雇されたが、「軽い気持ちでやった」といっている。みんなそうだろう。まともならできるはずがない。

   街で聞いてみても、「バカだな」「あり得ない写真だけど、ネットに載せたらどうなるかが わかってない」「最低。ありえない」「逆にそういうのが楽しいんじゃないの」「わからなくもない」…。なかには「仲いい人なら撮っちゃう」とわけがわからない。

   専門家は、現代の若者は面白いことに価値を置いている。面白くないと受けない。あくまでふざけ、冗談だが、情報発信の危険がわかってないという。ネットは世界につながっているのに、個人的なものだと思っているというのだ。つまりはバカということだ。

高額損害賠償で懲らしめろ!

   おふざけで済まない例も出ている。5日ステーキチェーンの「ブロンコビリー足立梅島店」で、18歳のアルバイト店員2人が店の冷蔵庫に入って写真を撮影・投稿したことで、閉店になった。今後2人に損害賠償を請求することを検討しているという。菊地幸夫弁護士は「信用毀損、営業妨害だから、民事責任(金銭賠償)は認められる可能性が高い」という。

   司会の加藤浩次「悪ふざけですよね。それをまた(ネットに)アップする」

   キャスターのテリー伊藤「なくならないと思う。アルバイトって無責任だし。でもブック・オフとかスターバックスとか、アルバイトから幹部、社長にもなれる。そうなると、質のいいアルバイトが集まって、質のいい企業にもなる。アホはいつでもいるけど」

   ロバート・キャンベル(東大教授)「コントなんですね。普通はやらないことをやってる。高井戸の店に頼んだことありますよ」

   テリー「騒ぎになるという想像力の欠如してるんでしょうね。未成年だと親に賠償請求できますから、簡単に2、3000万円持っていかれますよ」

   そう、判例が出ればバカも目覚めるだろう。