2018年 7月 20日 (金)

まだやるの!?橋田壽賀子お説教ドラマ…新聞ネタででっち上げた絵空事に口あんぐり
「なるようになるさ。第6回」(TBS系)

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   「渡る世間は鬼ばかり」がやっと終わったと思ったら、またもや橋田壽賀子の説教ドラマで、心底ウンザリである。しかもこの作品は、新聞ダネドラマともいうべき登場人物の設定で、リアリティもなにもあったものではない。息子たちが巣立って夫婦2 人になった長島大悟(舘ひろし)と綾(浅野温子)が、長年専業主婦だった綾の望みを入れて自宅でささやかなレストランを始める話だ。
   何が新聞ダネかというと、このレストランに雇われる若者たちの造形で、内田陽子(志田未来)は女子少年院を出たばかりのグレた少女、大竹昇は東大生なのに引きこもりのネクラ青年、もう1人は夫のDVから子連れで逃げている中津恵理(紺野まひる)と、いずれも社会面でよく耳にする事件の人物像に似た人間ばかりなのだ。
   つまり、超高齢の橋田は実社会ではつながりもなく、身内にもいない若い世代の事を、三面記事から類推するしかないわけで、すべてが頭ででっち上げた絵空事なのが透けて見えるのだ。綾を演ずる浅野温子のべたべたした物言いとわざとらしくオーバーな好人物ぶりは、ほとんど醜悪な域に達していて、見るに堪えない。
   また、橋田ドラマ御用達の泉ピン子がここでもしゃしゃり出てきて料亭の女将だと。TBSは折角「半沢直樹」のヒットで回復の兆しが出てきたのに、またもや橋田とピン子におんぶにだっこ。呆れはてて口あんぐり。或る意味で電波の私物化と言えなくもない。喝!(放送2013年8月16日22時~)

(黄蘭)

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