2024年 4月 19日 (金)

安倍首相ゴルフ三昧で決めた「来年4月消費税8%断念」アベノミクス息切れ

ゴルフでも妻・アッキーに勝てない総理の腕前は…

   安倍首相が8月15日(2013年)に靖国神社へ参拝しなかったことがさまざまな憶測、批判を呼んでいるが、来年4月に8%にアップする消費税もどうやら上げない方向に舵を切ったらしいというのが、週刊誌大方の見方のようである。

   『週刊文春』は11日間に及ぶ長い夏休みをとった安倍首相が、<「消費税3%に懸念を表明している内閣官房参与の本田悦朗・静岡県立大教授とゴルフをしたり、慎重派の中川秀直元幹事長と食事をしたりするなど、規定方針通りにはいかせないことを匂わせている」(政治部デスク)>と報じている。

   このところ、読売新聞の渡辺恒雄主筆が消費増税に反対の態度を取り始めていることに自信を深め、ブレーンの高橋洋一・嘉悦大学教授も<「凍結を判断すれば支持率が上がり、政治的にもスーパーパワーを持つことが出来る。悲願の憲法改正も近づくことになる」>といっている。

   スーパーパワーを持つかどうかはわからない。株は1万3000円台をうろうろし、円安も思ったほど進まない。一方で輸入品の値段は上がり続け給与は上がらないのでは、増税凍結は当然の帰結であろう。

   その安倍さん、休み中はオバマ大統領を真似てゴルフ三昧だったが、気になるのはその腕前である。オバマは大統領になってゴルフを始めたというが、タイガー・ウッズが褒めるほどの腕前だ。『週刊新潮』は安倍首相の持っているゴルフクラブを詳細報告している。

   ゴルフライターの児山和弘氏はこういっている。<「総理の使っているドライバーは、テーラーメイド社の『グローレ』。シャフトはUSTマミヤ『ATTAS4U』にカスタムされています」>

   値段は推定それぞれ8万4000円と4万2000円。<「フェアウェイウッド類はやはりテーラーメイドの『ロケットボールズ2』(1本およそ3万円)、アイアンはおそらく同社の『ロケットブレイズツアー』(およそ1万5000円)。ウエッジはタイトリストの『ボーケイ フォージド』(およそ2万3000円)のようですね」>

   パターは2月にオバマ大統領にプレゼントした山形市の「山田工房」製「エンペラー55モデル」でおよそ5万円。バッグと合わせて一式40万円強だろうと推測している。

   さてその腕前は…、児山氏はこういう。<「総理の腕前は『普通に回れば100を切り、調子がよければ80台も』と聞いています」>

   まあ、アベレージゴルファーといったところのようだ。だが、驚くのは夫人のアッキーこと昭恵さんだ。週刊新潮のモノクログラビアにドライバーをトップに構えた写真が載っているが、このフォームがスゴイ。週刊新潮は「美しすぎる『ファーストレディ』のゴルフスイング」とタイトルを打っているが、私のようなヘタなゴルファーから見ても素晴らしい。プロゴルファーの沼沢聖一氏がこう評している。

<「上半身がしっかりと捩れているのは下半身が安定しているから。ボールを左目で見る顔の角度も完璧です。素人の女性でここまで美しいトップを取れる人はいませんよ。90点は上げても良いですね」>

   安倍首相は口だけではなくゴルフでも妻には勝てないようである。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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