なぜか急増!秋の夕暮れに交通事故…夕日つるべ落としについていけない人間の眼

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「警察庁は去年(2012年)1年間の夕方に起きた死亡事故を初めて月別でまとめした。すると9月から11月にかけての秋に夕方の交通事故が多いことがわかりました」(山田大樹アナ)

   夕方は人の往来が増え、夕日で物が見えにくくなるからで、真夏ならまだ十分に明るかったり、暗くなるのが早い冬は人通りが少なかったりする。それだけではない。目の見え方が違うのだという。

一過性の夜間近視に加え夕日でゆがむ光景

   北里大学で明るさ暗さで視力がどのくらい変わるか実験をした。昼間の山田アナの視力は1.5だが、夜と同じ明るさの10ルクスで視力検査すると0.9まで低下した。また、暗い所で瞳孔が開くと、目の奥の水晶体に多く光が入るため焦点がぼやけてしまう。

   北里大学の川守田拓志講師はこう解説する。「暗くなってくると、一過性の夜間近視でピントが手前に寄る現象が起きます。これに夕日のよる文字や風景が歪んだりぼやけて見える現象も加わります」

   埼玉県の2車線道路で元交通事故総合分析センターの吉田伸一さんが解説した。去年11月の夕方に死亡事故が起きた場所だ。車は40キロ走行中、右側から横断して来た女性を跳ねてしまった。

「夕方以降の直線道路が一番危険なんです。この事故では右側から車に近づいていますが、もともと運転者はハンドルのない左側は注意しているが、右側はあまり見ていないんです。しかも、対向車のライトが目に入って幻惑されてしまっている。対向車が走り去った後の暗い右側の場所が一番見にくくなっているんです」

   簡単に言えば、秋の夕日はつるべ落としっていうぐらいだから、ドンドン暗くなっていくのに人間の目が追い付いていかないということなんでしょ。(磯G)

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