2024年 4月 24日 (水)

竜巻直撃!ケガなしだった住人に共通点「イヌと一緒にトイレ」「奥の部屋」「窓ない部屋で昼寝」

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   おととい2日(2013年9月)、埼玉県から千葉県へ駆け抜けた竜巻の全容がわかってきた。気象庁は竜巻の強さを表す藤田スケールでは6段階の上から4番目の「F2」とした。実際には、コンクリートの電柱が折れたり、木造家屋や自動車が飛ばされており、部分的には一段上の「F3」に近かったと見られる。

風速最大で時速60キロ

   竜巻が発生したのはさいたま市緑区の埼玉スタジアム近くで、越谷市から千葉・野田市を通り、茨城県坂東市のゴルフ場付近まで約19キロで、被害の幅は100~200メートル、風速は最大で時速60キロだった。埼玉と千葉で64人が重軽傷、608棟が被害を受けた。

   越谷市ではきのう午後には、表通りに折り重なって倒れていた電柱が撤去され電線も回収されたが、一部の停電はさらに続き、きょう4日早朝ようやくすべてが復旧した。しかし、一歩脇道に入ると電線にトタンがひっかかっていたりしているが、大型重機が入れないと復旧はままならないという。

   被害を受けた家屋の多くは屋根を飛ばされて、応急のブルーシートでしのいでいる。越谷では46人が避難所で2日目の夜をすごした。屋根瓦を飛ばされた家でも復旧には3、4日かかるという。きょうの午後には天候の悪化も予想されており、住民は復旧を急いでいる。

   学校や幼稚園では、グラウンドに飛び散ったガラスの破片の処理が大変だ。大袋わかば幼稚園では、職員が総出でグラウンドをなめるようにしてガラス片を回収していた。園児をガラスのなかで遊ばせるわけにはいかない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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