竜巻直撃!ケガなしだった住人に共通点「イヌと一緒にトイレ」「奥の部屋」「窓ない部屋で昼寝」

印刷

   おととい2日(2013年9月)、埼玉県から千葉県へ駆け抜けた竜巻の全容がわかってきた。気象庁は竜巻の強さを表す藤田スケールでは6段階の上から4番目の「F2」とした。実際には、コンクリートの電柱が折れたり、木造家屋や自動車が飛ばされており、部分的には一段上の「F3」に近かったと見られる。

風速最大で時速60キロ

   竜巻が発生したのはさいたま市緑区の埼玉スタジアム近くで、越谷市から千葉・野田市を通り、茨城県坂東市のゴルフ場付近まで約19キロで、被害の幅は100~200メートル、風速は最大で時速60キロだった。埼玉と千葉で64人が重軽傷、608棟が被害を受けた。

いざとなると…

   越谷市ではきのう午後には、表通りに折り重なって倒れていた電柱が撤去され電線も回収されたが、一部の停電はさらに続き、きょう4日早朝ようやくすべてが復旧した。しかし、一歩脇道に入ると電線にトタンがひっかかっていたりしているが、大型重機が入れないと復旧はままならないという。

   被害を受けた家屋の多くは屋根を飛ばされて、応急のブルーシートでしのいでいる。越谷では46人が避難所で2日目の夜をすごした。屋根瓦を飛ばされた家でも復旧には3、4日かかるという。きょうの午後には天候の悪化も予想されており、住民は復旧を急いでいる。

   学校や幼稚園では、グラウンドに飛び散ったガラスの破片の処理が大変だ。大袋わかば幼稚園では、職員が総出でグラウンドをなめるようにしてガラス片を回収していた。園児をガラスのなかで遊ばせるわけにはいかない。

屋外にいたら電柱。樹木から離れ、側溝に伏せて首覆え

   凄まじい風で家屋が大きな被害を受けながら、無傷で助かった人たちには共通点があった。危険を感じてイヌと一緒にトイレに隠れた主婦、一番奥の窓が強化ガラスの部屋に逃げ込んだ男性、窓のない部屋で昼寝をしていた男性などだ。防災システム研究所の山村武彦所長は、「正しい逃げ方です。窓が少ない、窓が小さい、できれば窓のない部屋がいい」という。

   司会の加藤浩次「F2でこれなんだから…」

   キャスターのテリー伊藤「ガラスが怖いね」

   現地で取材した阿部祐二レポーターは「問題は屋外です」という。近くに頑丈な建物がないときは、(1)竜巻で飛ばされそうなもの(樹木、電柱、看板標識など)から離れる(2)地面の低い場所(側溝など)に身を伏せて手で首を覆う。首を覆うのは飛来物から頸動脈を守るためだそうだ。

   車での移動は危険だ。実際に車から写した映像がたくさんあった。なかには、渋滞している車の列に竜巻がぶつかっているように見えるものもあった。これが「F3」だったらみな吹き飛ばされただろう。

   宮崎哲哉(評論家)「理屈ではわかっていてもできるかどうか。イメージコントロールしないと」

   テリー「場所、場所で状況に応じて、シミュレーションするしかないですね」

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中