映画「ダイアナ」英国でボロクソ!「プリンセスは再び酷い死を迎えた」

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   1997年に不慮の死を遂げた英国の故ダイアナ妃の晩年のパキスタン人医師との悲恋を扱った映画「ダイアナ」(オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督)が先週、英国で封切られた。ダイアナ妃に扮するのは、演技力に定評のあるナオミ・ワッツ(44)である。2度のアカデミー賞主演女優賞ノミネートに輝くワッツがどこまでダイアナ妃の実像に迫れるかが、映画の出来を左右すると言われていたが、蓋を開けてみると酷評の嵐だ。

演技力に定評のあるナオミ・ワッツ主演でも難しすぎるテーマ

   「『カー・クラッシュ映画』という言い方はしたくないが、97年の酷い事故死から16年後、非現実的で陳腐な台詞が散りばめられた伝記映画のせいで、気の毒なプリンセスは再び酷い死を迎えた」(ガーディアン紙) 、「ワッツは外見もしぐさも話し方も、どこを取ってもダイアナ妃とは似ても似つかない」「素晴らしく酷い出来」「退屈なメロドラマ」(ミラー紙)、「アカデミー賞ノミネート女優は最大級の演技をしているが、とんでもない脚本のせいで不愉快でわざとらしい映画になっている」(サンデータイムズ紙) など、英国メディアのレビューは散々である。

   ネットユーザーの反応も似たようなもの。「映画を作ったことがそもそもの間違い」「ダイアナは長身でワッツは小柄。ヘアスタイルだけ似せても…」「ウィリアムとハリーには見せたくない」などなどだ。

   「この秋に見るべき泣かせる映画」(デイリー・エクスプレス紙)、「ワッツは情熱的で説得力のある見事な演技を見せている」(ロンドン・イブニング・スタンダード紙)など肯定的なレビューもあるにはある。誰が演ってもダイアナ妃の役は荷が重過ぎるということだろうか。

Noriko Fujimoto

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