笑っちゃうほどわかりやす過ぎ、3流週刊誌並みエピソード…大石静セクシー路線2匹目いなかったの不倫ドジョウ
<ガラスの家 第2回>(NHK総合)

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   かつて「セカンド・バージン」でNHKらしくないセクシー場面と人気を博し味をしめた大石静(脚本)が、今度は父親の後妻と長男の不倫というタブーで2匹目のドジョウを狙う。だが1、2回を見る限り成功しているとは言い難い。魂胆が見えすいていることと勿体ぶったアップ多用に俳優たちの力量がついていけてないから。
   財務省の主計局長・澁澤一成(藤本隆宏)と長男の財務官僚・仁志(斎藤工)、次男の憲司(永山絢斗)の家に入ってきた後妻の黎(井川遥)はセクシーな美人だが、14歳の時に両親をフランスの航空機事故で亡くし根暗な生活を送ってきた。同じくその時に前妻を失った一成と出会い結婚して渋澤家の一員となる。
   一成と仁志は仕事の上でも改革派の政治家を巡って対立していて、一成は年に似あわず長男と嫁の黎との親密ぶりに嫉妬する。加えて突然、謎の女(菊池桃子)が現われて夫婦に亀裂が生じるらしい。つまり、タイトルのガラスのように粉々に砕け散る家族の予兆が仄めかされるのだが。余りにもわかりやす過ぎて笑ってしまう。
   改革派政治家を潰すのに、天下の主計局長が大臣官房参事官を使って週刊誌にスキャンダルをリークさせたり、それを「私の知らぬことだ」と突っぱねさせたり。どこかの3流週刊誌の飛ばしネタみたいなエピソードが出てきて、見ているこちらは「お前、ワイドショーじゃないんだから」と突っ込みたくなる。陳腐すぎて期待外れ。(放送2013年9月10日22時~)

(黄蘭)

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