警察VS振り込め詐欺「闇の名簿」攻防!双方が電話かけまくって「騙されるな」「すぐカネを!」

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   振り込め詐欺や架空請求などの特殊詐欺が相変わらず多い。「今年1月(2013年)から7月までの、この手の犯罪件数は去年の1・5倍、被害総額は41億1480万円と過去最高になっています」(山田大樹アナ)

   この詐欺集団が悪用しているのが「闇の名簿屋」だ。あさイチは闇の名簿屋を直撃して、名簿の入手手口や取引の実態を聞き出した。

詐欺グループから押収した名簿120万人に呼びかけ

   都内のオフィスビルの一室で、約30人の電話オペレータが1日に6500本の電話を掛けまくっている。「警視庁振り込め詐欺被害防止対策電話センターです」。詐欺にあいやすい人に警視庁が行っている注意喚起だ。

「息子さんのような若い声で『電車の中に会社の小切手が入ったカバンを忘れてきてしまった』という手口で電話をかけてきます」

   電話は闇雲にかけているわけではない。警視庁が詐欺グループから押収した闇の名簿にリストアップされた120万人に呼びかけているのだ。

   「被害届を待って動いても、被害者のお金は戻ってきません。詐欺集団に勝って被害額を軽減するためには、攻めて行く事です」(警視庁犯罪防止対策本部・杉本孝氏)

   それでもこの手の犯罪が後を絶たないのは、さまざまな名簿が出回っているからだ。たとえば、高額商品の購入者、大手百貨店の顧客リスト、有名大学の卒業生、大手企業退職者、高額納税者などが狙われる。

   10年前から活動していた闇の名簿屋は言う。「(名簿の入手は)企業の管理する個人情報をハッキングします。だいたい1件が10円から30円ぐらいが相場です。ただ、新鮮ネタでいままで詐欺師たちにひっかかった事のない資産家のおじいさんやおばあさんの名簿は高いです、1件が100円の値が付く事もあります。企業内の人が借金返済のために売りに来ることもありますからね

あなたの個人データもう漏れている!騙されないための3つの鉄則

   後を絶たない詐欺集団の犯行には自衛しかない。詐欺防止の心得を大橋賢也弁護士がアドバイスする。(1)お金がもらえる、取り返せるなどのおいしい話には乗らない。まずありえない。(2)怪しい電話はすぐに切る。(3)知らない番号からの電話は出ない。これを守っても防ぎきれませんが…」

   井ノ原快彦キャスター「自分はもう何らかの名簿に載っていて、漏れていると思うべきですね。そこから出発した方がいいみたいですね」

   そう、詐欺集団は金を持っていない人はそういう人向きの詐欺話、金を持っている人はそれにふさわしい詐欺話を持ち掛けてくる。つまり、すべての人が狙われているということだ。

(磯G)

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