2019年 4月 25日 (木)

伝わらない「特別警報」庁舎HPや携帯メール見ろって…高齢者「そんなものやってない」

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   18号台風で京都、滋賀、福井の3府県に「大雨特別警報」は初めて発令されたが、京都市の避難勧告で避難した人は1%にも満たなかった。「伝達が行き届かない」「発表が遅い」などが原因だった。

   気象庁が特別警報を出したのは16日(2013年9月)午前5時5分で、「過去に例のない、経験のない大雨になっているか、48時間の雨量から判断します。4時30分のデータを確認してこの時間に発表したもので、タイミングとしては今の技術で精一杯」という。

京都・桂川の82歳「ペースメーカー入れてるから携帯電話持ってない」

   桂川の渡月橋近くで旅館を営む女将は、「午前4時半には桂川が氾濫してヒザまで浸水していました。特別警報の連絡が来たのは結構遅かったので、これからひどくなるんやろうかと心配でした」と話す。近くに住む82歳の女性は「私はペースメーカーしているから携帯電話は持っていないの。午前5時過ぎに孫から連絡があった」という。特別警報は直前の雨量を確認して発表するため遅くなるのはやむを得ないが、伝達の方法はたしかに課題が残る。

   気象庁の発表を受けて、3府県が住民に伝達した方法はインターネットのホームページ、携帯電話による登録メール、防災無線の3つだった。このうち、防災無線も使って知らせたのは福井県だけ。滋賀県は庁舎のメール関係のネットワーク施設がメンテナンス中で機能したのはホームページだけだったという。高齢者の中には携帯電話を持っていない人が多い。まして、未明の5時にネットのホームページを見ている高齢者はいないだろう。

文   モンブラン
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