「大雨特別警報」イマイチわからん!お得意のパネル板で科学的説明してよ…テレビの役目でしょ
<台風18号関連報道>(各局)2013年9月16日17日

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   各局を梯子しながら台風18号のニュースを見ていたが、中でも京都・嵐山の浸水には心が痛んだ。ついこの夏、嵐山の人力車に乗って、誰も行かない小さな寺めぐりをしたばかりだったので。筆者が乗った人力車の引手は、黒光りした肉体の44歳の青年(?)で、彼らはこの大洪水の間、どこでどうしていたのだろうかと案じた。
   複数局が取材していた嵐山温泉の旅館「花筏」の女将が、レポーターを案内した旅館の1階はもうどろどろで、60畳の宴会大広間の畳はみんなパー、たった2年前に大改装をしたばかりだというのに使い物にならない。広い厨房も見る影もなく、地下室はまだ泥水が溜まっている。こういう災害を対象にした保険はあるのだろうか。
   この地方に発令された「大雨特別警報」は新しい制度らしいが、厳密にどういう場合にただの警報よりグレードアップされるのか、イマイチ明確な説明もなされず、その差がわからない。テレビお得意のパネル板でフィーリングだけでない科学的説明を求める。筆者のマンション近くの小さな川も、時々警戒水域を越えるとサイレンが鳴る。何処かの局で指標の比較説明をしてほしい。
   歴史の書物に時々、昔の都の記述があり、鴨川の氾濫で人が大勢死んだなどと書いてあったが、あの穏やかな盆地に水害などは想像もつかなかった。今回の災害で初めて現実味が湧いた。なだらかな桂川や鴨川でも、荒れ狂う怒涛の川に化ける様相は誠に恐ろしい。(放送2013年9月16日、17日)

(黄蘭)

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