2024年 4月 26日 (金)

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日テレ看板キャスター丸岡いずみ「壮絶うつ闘病」呼吸ができなりコイのように口をパクパク

   同じ週刊文春。元日テレの看板キャスターだったが3年前の夏、突然テレビから姿を消した丸岡いずみの「うつ病」告白も読ませる。彼女、キャスターの仕事で過酷な取材が重なりストレスが溜まっていたところに、東日本大震災後にうつ病を発症してしまうのだ。

   日本テレビの報道番組「news every」のキャスターだった彼女は、2011年8月29日、本番が終了した後に上司に「私、もうダメです。徳島に帰らせてください」と訴え、故郷へ帰ってしまった。その後のうつとの闘いは壮絶である。

<家の中でも一ヵ所にとどまることなく、常にウロウロと動き回るようになりました。しかし、頭は鉛のようなものが詰め込まれたようになり、手足は重い鎖を繋げられたように思いどおりに動かなくなっていました。階段は這って昇るようになり、お化粧はもちろん、お風呂に入る機会も少なくなりました。
   動物なら「お腹が空いた」「眠い」という欲があるのに、そのどちらもなかった。「過覚醒」という症状で、鳥のさえずりさえも不快な雑音に感じてしまう。きれいな風景写真を見ても何も感じず、読書好きだったのに本を読む気にもなれない。ただ息をしているだけで、「やりたい」と思うことが何ひとつない。それは真っ暗闇にいるのと同じことでした>

   そしてもっと危険な状態になってしまう。<十一月終わりの頃でした。居間で横になっていて、突然、呼吸ができなくなったのです。エサを求めるコイのように、ただ口をパクパクと動かす姿を見た父は、私を精神科に運び込みました>

   薬も満足に飲んでいなかった彼女は、与えられた薬がよく効いたという。<薬を飲み続けて二週間で、劇的な変化が訪れました。

「……お腹が空いた」

   お腹が鳴り始めたことに気がついたのです>

   ここで何度か書いているが、今の女子アナは給料はそれほどでもないのに、仕事は増え、フジテレビのように『できる女子アナ』はどんどん辞めて結婚したりフリーになっている。症状がよくなり結婚もしたという彼女の話は、女子アナたちにもいい助言になるはずだ。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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