2024年 4月 25日 (木)

京都の空中暴走小学生重軽傷の18歳、去年の亀岡「10人死傷」少年と仲間?

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   また京都で24日午前(2013年8月)、集団登校中の小学生の列に暴走車が突っ込み6歳の小学1年生が重体、男女児童5人が軽症を負った。警察は車を運転していた自称派遣社員の少年(18)を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕したが、コントロールが困難なほどの危険走行したことから、「殺人に近い」と怒りが噴出している。

友人「亀岡のと『知り合い』ゆうとった。ドリフトとかしてると…」

   少年は昨年11月(2012年)に免許を取ったばかりで、運転していたのはスポーツタイプのマニュアル車だった。少年は一方通行の道を相当なスピードで左折した後、左側ガードレールに衝突しそうになり焦って右にハンドルを切り、そのまま道路反対側の鉄柵をジャンプ台にして児童たちをなぎ倒して畑に突っ込んだ。車はそれでも止まらず民家の塀に衝突して止まった。

   事故現場を見た交通事故鑑定士の石川和夫氏は「通常の運転では考えられない。普通なら時速15キロぐらいで曲がるところを52キロぐらいで左にハンドルを切ったのだろう。ガードレールが迫ってきて身の危険を感じ逆に右に切ったんじゃないか」と見ている。

   京都では昨年4月にも、亀岡市で無免許運転の少年(18)の車が登校中の小学生の列に突っ込み3人が死亡、7人に重軽傷を負わせる事故があった。その記憶がまだ生々しいなか、事故現場近くで交通安全のボランティアをしている住民は、今回事故を起こした車について「あの車は信号無視したり、住宅地を猛スピードで走ったり、この辺では気をつけないといけない車だった」という。

   事故を起こした少年の友人もこう話す。「亀岡事故の話をしていたら、亀岡の18歳の少年とは『知り合いやんね』と話していた。走り屋ではないけど、ドリフト(タイヤをスリップさせる走行)させる走行法とかしたいと・・・」と話している。

やったことの酷さに比べて罰則軽すぎる

   スタジオでは、まず松木安太郎(サッカー解説者)が口火を切った。「この少年は何回も危険走行をやっているという証言がある。殺人に近い。そちらのほうもきちんと何らかの形で考えないと。6歳の親御さんのことを考えると辛いですよ」。

   小松靖アナ「やったことと罰のバランスがよくないと思ってしまうのですがねえ」

   交通事故専門の加茂隆康弁護士は「今回は車が宙を飛んでいたということで、まさにコントロールできない状態。危険運転致傷罪を適用をしてもよろしいかと思う」という。しかし、萩谷順(ジャーナリスト)は「少年が24日の朝の時点で何をしたかが一番問題で、普通に考えればドリフトしたんじゃないかなと想像し否定はできないが、本当にそうだったか確定しなければ結果に対する罰則は科せられない」という。

   たしかに、法と現実に起きた悲惨な事故とのバランスに問題があるが、最後に宇治原史規(お笑いタレント)がこんな提案をした。「致死傷を除いた『危険運転罪』といった(暴走運転を)取り締まる法律ができればいいと思う」

文   モンブラン
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