認知症「患者本人が語るホームページ」大反響!「自分が誰なのかわからなくなって…」

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   認知症を患った本人と家族が語るホームページが反響を呼んでいる。「富山大・医学部の竹内登美子教授を中心に、今年7月(2013年)に立ち上げられたんですが、3か月でアクセスが12万件以上になっています。『自分で自分が分からなくなって、自分は誰なのかと』など苦しい胸の内が吐露されています。このホームページでは認知症だけでなく乳がんや前立腺がんの患者さんや家族の声も掲載されています」と寺門亞衣子アナが伝えた。

元東大教授アルツハイマー「一人一人の人格があって生きていること知ってほしい」

   7年前59歳の時に若年性アルツハイマー型認知症と診断された若井晋さんは、発症前は東京大学医学部脳神経外科の教授を務めていた。症状が出始めたころの日記には「単純な漢字が直ぐに出てこない」と書かれ、「疲れた」や「疲労」「愛」などの文字を何回も書いて記憶を呼び起こそうと必死な様が見て取れる。

   若井さんは動画で言葉を探しながら答える。「アルツハイマーになったらもう何もできないと思っていたんです。大変なことだとは思うんですけど、でも、一人一人の人格があって、その中で私たちが生きているということを皆さんにわかっていただければ…」

   若井さんの動画の横には「診断時59歳 インタビュー時63歳」とあり、略歴や病歴も載っている。このほかにも「字が書けなくなったのが最初ですね。それで、おかしいと思って」「だんだん自分自身が誰なのかわからなくなって、わたし昭一ですけど、昭一は誰なのだってことを考えました」というような様々な体験が語られている。

   ホームページを立ち上げた武内教授は「認知症の方は言葉(認知機能)を失っていくけれど、理解力はあることはわかっているんです。本当はちゃんと表現したいんです。本人が大変な思いをしている事をくみ取って頂きたいですね」

   こうしたページはさまざまな病気の患者に広がりそうだ。

「NPO健康と病いの語り」(http://www.dipex-j.og/

(磯G)

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