『次』が難しい秋ドラマ…「半沢直樹」のあとのキムタク、「リーガルハイ」の堺雅人

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   「半沢直樹」が近年にない大ヒットとなっただけに、次に続くドラマはなかなか厳しいものがある。TBS系日曜よる9時は10月13日から木村拓哉主演の「安堂ロイド」なのだが、どんな評価になるのか―。

   ストーリーは天才物理学者(木村拓哉の二役)が殺され、その婚約者(麻陽)も命を狙われたことから、彼女を守るために100年先の未来からアンドロイドが送り込まれてくる。なぜ2人は狙われたのか、木村アンドロイドは麻陽を守れるのかが見どころというわけだ。

   制作サイドも力が入っていて、コンセプト作りを「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明と弦巻和哉ら、アクション担当は「図書館戦争」の下村勇二、VFXは「牙狼」のオムニバス・ジャパンと、今この種の映像では日本を代表する顔ぶれをそろえた。カネもヒトかけ、視聴率男キムタクに期待というわけだが、ドラマの縦糸がアンドロイドが自分のモデルとなった物理学者の婚約者を守るというのではスペクタクルに乏しいし、横糸はアンドロイドと麻陽の恋愛模様というのではなんだか読めるような内容である。

   この時間帯の木村主演のドラマには「ビューティフルライフ」(2000年)という大ヒットがあるが、一番最近の「南極大陸」(2011年)は平均視聴率18%とドラマとしては十分合格点でも、キムタクを使って20%に届かずというのはTBSも不満足だったろう。さらに、「半沢直樹」と何かと比較される今回はやりにくそうだ。

変人キャラは同じでも、「リーガル」昨年春放送の視聴率は2けたギリギリ

   半沢直樹の主演で魅力をいかんなく発揮した堺雅人も「次」は大変である。10月9日から放送のフジテレビ系「リーガルハイ」の続編の主演で、「変人」という点では半沢直樹と共通するキャラだが、倍返しの復讐ドラマではなく、謎解きコメディーだからあの痛快感はいま一つだ。半沢とは真逆の変人ぶりがみせどころだが、2012年春ドラマの時に平均視聴率12・47%だけにどこまで話題になるか…。(テレビウォッチ編集部

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