衣替えシーズン…アアア~虫に食われてる!防虫剤そんな使い方では効果なし

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   衣替えのシーズンだ。冬物を出したら、アアッ、虫に食われてる!街行く主婦も悔しそうに言う。「高い服ばかり食べるんですよね、虫って。ウールとかカシミヤとか」

   日本繊維製品防虫剤工業会の田中雄一さんは「衣類を食べるのはヒメマルカツオブシムシです。この虫は全国いたる所にいて、成虫は羽があるので人間の衣服に止まります。そのまま卵を産んで、幼虫がしまってある衣類を食べるのです」と説明する。ヒメマルカツオブシムシの幼虫も気温15度を下回ると衣類をあまり食べなくなるのだが、最近は冬でも部屋が暖かいため被害は大きくなるのだという。防ぐには防虫剤だが、ちょっと待った!その使い方じゃあ効果ありません。

収納箱に詰め過ぎ!防虫剤の置き方大間違い!

   田中雄一さんと宮下純一レポーターが視聴者のお宅を訪れた。防虫剤の使い方のコツを伝授するためだ。押入れから取り出したプラスチックの収納箱を開けて、さっそく田中さんのダメ出しが出た。「収納箱はパンパンに詰め過ぎないように、八分目ぐらいが目安です。詰め込んであると防虫剤の気化した成分が全体に行きわたりません」

   さらに、田中さんはここでクエスチョン。「防虫剤は衣類の上、衣類の真ん中、衣類の下―どこに入れるのが正解でしょう」

   スタジオではゲストの山崎樹範(俳優)と井ノ原快彦キャスターらが上に置く派、タレントの浜島直子は下に置くだった。正解は上に置く。防虫剤の成分は空気より重いので上から下へと溜まってゆく。

   「ヒメマルカツオブシムシは動物のタンパク質が大好きです。またクローゼット内の綿ぼこりも食べます。衣替えの時に掃除が必要です」(田中さん)

素材や服の種類で防虫剤も使い分け

   防虫剤にはいろいろな種類があるが、使い分けは必要なのか。クリーニング店3代目の中村祐一さんが説明した。「香りがあるのは3種類で、パラシクルベンゼンは効き目が早いのでウールやシルクに有効です。ナフタリンは効き目がゆっくりですので、フォーマルウエアなど出番が少ない衣類にいいですね。しょうのうは比較的効き目が早いですし自然の香りです。ただし香りのある防虫剤は併用は止めて下さい。ガスが混じって変容してシミを作る可能性があります。臭いのないビレスロイド系は臭いのある防虫剤と組み合わせは自由にできます」

   いずれも効き目は半年程度と考えておいたほうがよさそうだ。

(磯G)

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