2024年 4月 25日 (木)

ロボコップ「高見盛」断髪式に1万人!新しい髪形はラメ入りソフトモヒカン

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   今年1月(2013年)に引退した元小結高見盛の振分親方(37)の引退相撲と断髪式がきのう6日(2013年10月)に両国国技館で大なわれた。角界のロボコップといわれた気合い入れのポーズもこれが見納めとなった。一目見ようと1万人が客席を埋めた。

「給食のお代わり自由」に誘われて相撲

   予定より20分も早く開門したのは、門の前で出迎えた高見盛の即席サイン会のためだった。現役時代と変わらない人気だ。最後の締め込み姿で現れた高見盛は、ちびっこ力士を手玉に取ってコミカルなパフォーマンスを見せた。最後の中学生力士との対戦では、あの気合い入れが…。雄叫びも2度、3度。客席がどっと湧いた。

   そして断髪式。親交のあったデーモン小暮、やくみつる、中尾彬の各氏、父や兄まで約380人、さらに横綱白鵬、元横綱曙、東関親方がハサミを入れ、最後の止めバサミは先代の師匠、渡辺大五郎さん(元高見山)が入れた。

   拍手の中、両親方にはさまれて高見盛が声を振り絞った。「14年間、高見盛を応援していただき、本日も引退相撲にきていただき、本当に有難うご ざいました」

   招待客の中に、小中学校時代の恩師、中谷豊さんもいた。「14年が長かったか短かったか」。高見盛は青森のリンゴ農家の生まれで、本名は加藤精彦(せいけん)。板柳北小学4年生のとき「相撲をやるなら給食のお代わり自由」というのが、中谷さんとの付き合いの始まりだ。いじめられっ子だった加藤少年を立ち直らせるためだった。

   小学5年生の映像があった。まだひょろしとしているがしぶとく勝った。ここ一番に強く、中学横綱、国体少年の部優勝。その後、学生相撲の名門・日大に進み、4年生でアマチュア横綱にもなった。

   卒業と同時に東関部屋へ入門し、1999年3月が初土俵となった。2000年7月新入幕を果たすが、昇進が早すぎて大銀杏が結えなかった。03年7月の名古屋場所で前頭3枚目で横綱朝青龍を破って泣き顔になったシーンはだれもが覚えている。小結になり大関も期待されたが、その後はけがにも泣かされ、思うような結果がだせないまま引退となった。

   引退を表明した翌朝の「朝ズバッ!」に出演して、14年間の土俵生活を振り返った。カメラに向かって「父さんに母さん、いままでこうやって相撲をみてきてくれて、どうもありがとうございました」と頭を下げた。

美容師のテーマ「モテ男」に「ガハハ。そういう経験が一切ない」

   引退後は似合わぬスーツ姿で評議員会やらなにやらを担当し、取材にも「落ち着かないです」。弟子の指導はもちろんだが、夏場所では入り口でファンをハ イタッチで出迎えた。現役時代の人気そのままにさまざまなイベントに引っ張りだこだった。

   さて、気になる断髪後の髪型は? 美容師さんのテーマは「モテ男」だと聞くと、「ガハハ」と笑って「自分で笑っちゃしょうがいけど」。もてそうですかと聞かれて、「わかりません。そういう経験が一切ないので」。整髪してみると、ソフトモヒカンにラメが入ったものだった。この日、招待客には塗りのお重が贈られたが、一般の人たちには板柳町の名産リンゴとジュースが贈られた。

   井上貴博アナ「全員にってのがいい」

   きょうからレギュラーコメンテーターになった女優でサッカーのゴン中山の夫人・生田智子さんは「いいですね。行ってみたい、断髪式って」

   井上「横綱、大関以外で、国技館が満員になることないそうです」

   高畑百合子アナ「横綱級でした」

文   ヤンヤン
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