『秋バテ』多発中!だるい、食欲ない、眠れない…寒暖差大きくなって出てくる「猛暑疲れ」
朝夕めっきり涼しくなって過ごしやすいが、なんだか体がだるい、食欲の秋なのに食欲がないなんて感じていませんか。秋バテです。夏バテは聞くけれど、秋バテとはなんだ?
山田大樹アナ「夏から秋にかけて気温の変化が激しい時期が長引くと、体温や代謝を調節する自律神経のバランスが崩れたり、夏の冷たい物を食べ過ぎて消化機能が低下してしまって秋バテになっている人が案外多いんです」
有働由美子「あれえ、わたし6項目」秋バテのチェックリスト
日本で初めての冷え症外来を開設した渡邊賀子医師が夏バテと秋バテの違いを説明した。「夏バテは体力のない胃腸の弱い人がなりやすいけれど、秋バテは体力に自信がある人でも陥りやすい誰にでもなる症状です」
とくに、今年の夏は猛暑続きで室外と室内の温度差が大きかったが、夏の間は何とか持ちこたえた人も、秋の寒暖差が加わって体調を崩すのだという。渡邊医師が考案した秋バテの10項目のチェックリストはこうだ。
(1)体がだるく疲れやすい
(2)何となく食欲がない
(3)胃がもたれる
(4)舌に白いコケがつく事が多い
(5)風邪が長引いている
(6)やる気がおきない
(7)眠れないことが多い
(8)顔色がくすんでいるように感じる
(9)めまいや立ちくらみがある
(10)最近よく肩がこる
山田「このうち3項目以上当てはまれば秋バテ症状だそうです」
有働由美子キャスター「あれえ、わたし6項目当てはまる。どうしよう」
井ノ原快彦キャスター「僕は1項目だけ。夏の朝、寒くなるからって厚着して寝ると、汗かいて良くないので、着る物の調整をしていたのが良かったのかな。それにしても有働さん、6個は多すぎやしません」
ぬるめのお風呂にゆっかりつかる「温活」で回復
秋バテを解消する一番の決め手は「温活」だ。体を温めることが予防策、対策になる。
渡邊医師「一番いいのはお風呂です。38度から40度くらいの多少ぬるめに全身を浸すようにゆっくり入れば、血流が良くなり消化管の働きも促進されます。さらに、お風呂上りに温かいタオルで首の後ろや瞼を温めると、より効果的です」
そう、涼しくなってきたのだから、シャワーだけというのはやめて、のんびりお風呂を楽しむというのがいいようだ。
(磯G)