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大丈夫か!?強大26号台風かすった福島原発…基準値超えたら雨水排水できず

   台風はやってきて去っていく。東京ベースのテレビなどはそれが関東に来るまでは大騒ぎして、関東過ぎれば、以降の(北の地域など)ことはおまけのようにしか注意を払わないといった苦情も、ネットなどではよく聞かれる。

   ただ、東日本大震災以降は必ずといっていいほど、東北への影響が気に掛けられている。正確に言えば、福島第一原発への影響である。けさ16日(2013年10月)のスタジオで、もっとも「心配」「不安」が口の端に上がったのも、「福島」であった。

あふれて建屋に流れ込む心配

   宮崎哲弥(評論家)「敷地内の雨水が建屋に流入してるんじゃないかとの研究もあるらしい。これから(放送は8時半頃)雨がたくさん降ると、汚染水がまた増えてしまうかもしれず、非常に心配ですよね」

   司会の加藤浩次「(汚染水タンク周りの)堰の水が基準値内だったら排水するというが、基準値におさまらなかったらどうなるのか」

   宮崎「不安ですね、その部分も。量が多かったらコントロールできない可能性もありますからね」

   事故は収束し、汚染水も完全にコントロールされてるはずの福島原発だが、どういうわけか心配のタネはいっこうに尽きない。