10年1度の強大26号、朝の首都圏駆け抜け!太平洋水温高く秋になっても次々発生

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   放送内容を変更して、10年に1度といわれる大型台風26号の速報を流し続けた。井口成人リポーターが首都圏の様子を伝える。未明の東京・多摩川から「いま午前5時で丸子橋近くにいます。多摩川の水かさは増すばかりです。橋の上を強風が吹き抜け、歩いて渡るのは危険な状態になっています」と伝えたが、歩いて渡る歩行者がいるではないか。井口は駆け寄り「きょうのような天気に橋を歩いて渡るのは危険ではないですか」と声をかけると、男性は「出勤の途中。毎日この橋を歩いて渡って橋の先にある職場に行っている」と平気な顔をしている。緊迫した様子を伝えたい番組としては拍子抜けだ。

   東横線武蔵小杉駅では「東横線など4路線が走っていますが、東横線を利用する乗客は駅構内に入れません」(井口)という。同じころ、高村智庸レポーターは杉並区の善福寺川の近くにいた。「善福寺川の水位は氾濫寸前まで上がっています。川からあふれ出た水が近所の民家に迫っています」。たしかに、民家に向かって泥水が流れていく。

伊豆大島では7人死亡、30人行方不明

   コメンテーターの萩谷順(法政大学教授)「今回の台風で、気象庁は豪雨と強風に注意するよう何度も呼びかけていました。私の知る限り、ここまで風についての注意が呼びかけられたことはありませんでしたね」

なぜ巨大化?

   元気象庁長官の山本孝二氏「強風といえば、冬の強力な風を思い浮かべます。これは気圧の冬型配置によるもので、今回の台風はこれに似た気圧配置となっていました。台風が北上するすぐ横には寒気があり、こういう気圧配置の時は強い吹き返しが起こりやすいんですね。台風が過ぎ去ると強風もいったんは止みますが、しばらくするとそれまで以上の強風が吹き荒れる可能性があるのです」

   司会の羽鳥慎一「10年に1度といわれる大型台風でしたね。なぜここまで大きくなったのでしょうか」

   山本「台風のエネルギー源は海水の水面温度です。この夏は猛暑で太平洋の水面温度は27度となっていました。このため盛んに積乱雲が発生し、台風を発達させました。日本までのコースには台風の勢力を弱める山などの障害物がなく海面ばかり。大型台風となる条件は揃っていました」

   台風26号が沖合を通過した伊豆大島では、7人が死亡し約30人の住民と連絡が取れていない。被害の拡大が懸念される。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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