船越英一郎キャラ通りの人情刑事…連ドラ化で力んだ?無理な設定でせっかくのSP版期待外れ
<刑事吉永誠一 涙の事件簿 第1回>(テレビ東京系)

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   テレビ東京ひさびさの連ドラである。単発の2時間ドラマで視聴率もよかった「刑事吉永誠一シリーズ」を連続ドラマにしたもの。偶々筆者がテレビ東京の記者懇親会に出席したら、そこにこのドラマの主演を張る船越英一郎と小泉孝太郎の2人が出てきて紹介された。船越は相当頭がよさそうで挨拶もなかなかのものであった。
   神奈川県警捜査1課の警部補・吉永誠一(船越英一郎)が新しく赴任してきた鑑貴一(小泉孝太郎)と一緒に難事件を解決する話である。今回は難病の子供の心臓移植のために、大金を必要とする母親(白石美帆)が、末期がんで余命いくばくもない夫と謀り、保険金の出ない夫の自殺を他殺に見せかけて死なせる内容だが、証拠品の始末に、子供の病院の看護師が一役買うなどという、如何にも無理のある設定で、折角のスペシャル版が期待外れだった。
   ただし、吉永誠一は相変わらずの人情刑事で、船越のキャラクターにぴったり。妻(中山忍)や娘も従来通り。鑑貴一は父親が敏腕刑事として鳴らした鑑高志(古谷一行)だが、彼は殉職した。この高志が若き日の誠一の上司である。「吉永が非番の日に事件が発生する」というジンクスがあり、家族サービスが事件発生のお蔭で邪魔されてパーになるお約束は今回も健在だった。警部で班長のコワモテ片山桐子は眞野あずさ。警察内部で日頃こんなに長い髪を垂らしているか?と疑問もあるが、男の職場の紅一点で華やかである。(放送2013年10月11日19時58分~)

(黄蘭)

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