2024年 4月 23日 (火)

深夜にマニキュア塗ってたら「自己嫌悪」重ね塗りするほど醜悪に…こりゃ人生と同じだわ

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   人の肌が恋しい深夜、ふと爪を手入れしようと思った。いっときはスカルプやジェルネイルをしていたけれど、爪が傷んでしまってからはしばらく爪に装いをすることを止めていた。でも、仕事の現場で、はたまた女友達との飲みの席で、煌びやかに輝く彼女達の爪を見ていると、何もしていない自分の爪が裸のように思えて恥ずかしくなる。

   しかし、悲しいかな、時間やお金の都合がつかないので、これまで使っていたマニキュアをゴソゴソ引き出しから出して塗ってみることにする。といっても、しばらく開けていなかった使用済みのマニキュアはなかなか言うことを聞いてくれない。蓋の部分である柄をくわえて歯の力でグイイイイ~っとこじ開ける。持ち手の柄は歯型がついちゃってガタガタ。当然、中身も固まっているので、溶かす液体を入れてよ~く振って復活させないといけない。

外側ばかりが厚く、肝心要の部分は薄っぺら

   思い立ったら、善は急げ(果たしてこれは善なのかどうかもわからないけれど)。ドラッグストアに走り、古いマニキュアを蘇らせてくれ液体を買おうかと思ったけれど、すでに時刻は26時。ムリだ。ということで、ネットでマニキュア復活とかを検索してみると、出てくる出てくる。なかで、目薬を数滴たらすというものを試してみる。これ、古くなったマスカラでも効くらしい。

   いくつもある使い切れていない目薬をテクテクとマニキュアに垂らしてシェイク。いざ塗ってみると、いささか通常より重い感じだけれど、目薬注入で随分と改善されている。だけれども、やっぱり新品と同じようにはいかない。体裁よく整えようと重ね塗りをしていくと、どうも外側ばかりが厚く層ができ、爪の真ん中部分は塗れば塗るほどエナメル塗料同士が結びついて色が薄くなっていく。肝心要の部分が薄くて側だけ厚い。イライラするけれど、やればやるほど真ん中は薄くなっていく。「はぁ…、なんだこれ?」。ここで溜息。

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