2018年 8月 20日 (月)

ミシュラン1つ星の中華料理店も偽装「ブラックタイガー」使って「車エビ」

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   世界的な名門ホテル「ザ・リッツ・カールトンホテルLLC」が運営する「ザ・リッツ・カールトン大阪」(大阪市北区)でもメニュー表示とは異なる食材を使った料理を客に提供していたことが分かった。ホテル内の中華料理店「香桃」では、車海老と表示しながらブラックタイガー、芝海老と表示しながらバナメイエビを使うなど、実際には半値以下の安い食材を7年以上も前から使っていた。

   ホテル内のラウンジやルームサービスなどで提供しているジュースも、フレッシュオレンジジュースと表示しながら実際は冷凍ジュースだった。

阪急阪神系ホテル系列「ザ・リッツ・カールトン・大阪」

   香桃は「ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2013」で一つ星として紹介されてる。実際とは異なる表示について、オリオル・モンタル総支配人は「ミスだ。ミスはしたけど意図的ではありません。従業員のトレーニング不足が原因です」と偽装を否定した。

   しかし、大阪のおばちゃんたちは「名前だけで行くのはダメやね。(ホテルの)ブランドがガタガタ崩れた」と厳しい。コメンテーターの夏野剛(慶大客員教授)も「これは信頼に対しまったくの裏切りですね。ここでウソを重ねることが後々にもっと大変なことになるという危機意識に欠けていますよ。ミステークで偽装の意志はなかったと言っていたけど、偽装の意志ありありですよね」と手厳しい口調で批判した。

   先に47のメニュー表示で事実と異なる食材を使っていた阪急阪神ホテルズもザ・リッツ・カールトン大阪も阪急阪神ホールディングスの傘下のホテルで、兄弟関係にある。

   阪急阪神ホテルズの出崎弘社長は「知識不足による誤表示。偽装ではない」とモンタル総支配人と同じ言いわけを行なっており、高級食材を安い食材でごまかす組織ぐるみの偽装表示とにしか見えない。そもそも、違い食材を提供していた多くのレストランがすべて「トレーニング不足」「知識不足」だったとでもいうのだろうか。トップからの「指示」があったとみる方が自然だ。

文   モンブラン
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