2018年 7月 21日 (土)

上原浩治やるなあ…ワールドシリーズの重圧「全試合がしんどいです」勝っても言葉少ながまたいい
<米大リーグ・ワールドシリーズ レッドソックス×カージナルス>(NHK BS1)

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   こちらも日本シリーズ真っ最中だが、断然面白いのは大リーグのワールドシリーズだ。特に今年は田澤純一と上原浩治の2投手が8回、9回に連続登板するケースが多いので、かぶりついて見ている。この日は4対2でレッドソックスが劇的な勝ち方で対戦成績をタイにしたが、9回裏の上原登板が凄かった。1本ヒットを打たれ、ホームランが出たら忽ち同点になる怖い場面だったが奇跡が起きた。
   1塁走者を上原が牽制球で刺してゲームセットになったのだ! こんなの見たことがない。WSで初のセーブ(プレーオフでは6)を挙げた上原は、日本人向けのインタビューで「よかったです」とポツリ。翌日の登板でも8回から4人を斬って、また「よかったです」。アナウンサーに質問されると、「もう、全試合しんどいです」と、勝ったのにニコリともしない。大変な重圧なのだろう。
   そりゃそうだ。むくつけき大男たちがビュンビュンとバットを振り回してくるし、何時誰がホームランを打つかわからない。油断も隙もならない。日本人の青年らしい選手たちに比べると、大リーガーは白髪混じりの長い顎ひげを伸ばした選手も沢山いて、恐ろしげな奴ばかり。上原の味方だが、レッドソックスの4番のオルティス選手のことは、筆者は昔から「暗闇から猛牛」と綽名をつけていた。ガタイはでっかくて黒光りがした皮膚、ニコッと笑うと可愛いが、真面目な顔で出てくると恐ろしい。中継カメラの醍醐味である。(放送2013年10月28日8時50分~)

(黄蘭)

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