J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

「黒子のバスケ」ファン殺害期限のきのう4日動きなし…世間騒がし喜んでいるだけ

   人気漫画・アニメ「黒子のバスケ」について、コンビニ、書店やマスコミなどに脅迫文や犯行声明が大量に(犯人発表では500か所)送りつけれた事件で、きのう4日(2013年11月)までに「黒子のファンを殺害するといった記述があった」(西村綾子リポーター)が、いまのところ、とくにそれがらみの事件は見つかっていないようである。

作者も「恨みかうような心当たりない」

   脅迫文には作者への恨みなどがつづられているが、作者自身は「心当たりがない」と話しており、周辺にトラブルなども確認されていないという。スタジオでも犯人像の解明が行われたが、ぼんやりと曖昧な像しか見えずじまいで、動機についても見方がわかれていた。

   精神科医の香山リカは「作者への恨みなどを書くのは犯人の一種のやり口で、世間を騒がせて喜んでいるのでは」と話し、犯行声明などに作品についての具体的な不満、批判などがないので、それも動機とは思えないとする。

   キャスターのテリー伊藤は「原作に対する恨み」を感じ取ったようだ。「犯人は作品自体に対する不満や憤りを感じてるのではとちょっと思った。(作品に対する具体的な言及がないのは)、そうすると犯人が自分の弱さを言うことになるから、言いたいけど言えないみたいな」