2018年 7月 23日 (月)

「盗難プレートのクルマだ」警察官お手柄!女子中学生誘拐スピード逮捕

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   高級住宅街の東京・田園調布で6日夕(2013年11月)、女子中学生が誘拐される事件があった。3人組の犯人は3時間後に逮捕され、女子中学生は無事に保護されたが、スピード逮捕のきっかけになったのは、別件の盗難車両を捜査していた警察官の鋭い勘だった。

停車させ車内から縛られた少女救出

   監禁の疑いで現行犯逮捕されたのは、埼玉県加須市の運送会社社員・羽田宏明(43)、沖縄県宜野湾市の無職・宮城元貴(24)の両容疑者だ。途中で2人と別れた沖縄市の無職・田場龍之介容疑者(23)も7日、身代金目的誘拐と監禁の疑いで逮捕された。

よく気付いた!

   3人は6日午後5時ごろ、田園調布の路上で下校中の女子中学生(12)に「道を教えて」と声をかけ、無理やり軽ワゴン車に押し込んで逃走した。事件発生から3時間後の午後7時50分ごろ、東京・府中市内の甲州街道の路上でたまたま別の盗難車両を捜査中の府中署員が、走行中の軽ワゴン車を見とがめ停車させて調べたところ、車内に両手両足を縛られ、粘着テープで目隠しされた女子中学生を見つけ保護した。

   軽ワゴン車は羽田が埼玉県久喜市内で借りたレンタカーで、盗まれたナンバープレートに取り替えており、この偽装が犯人たちにとって墓穴を掘る結果となった。

ネットの闇サイトで「誘拐話」呼びかけ

   一方、田場は午後6時50分ごろ公衆電話から女子中学生の自宅に電話を掛け、「娘を預かった。身代金2000万円を用意しろ」と要求。女子中学生の母親がすぐに田園調布署に通報していた。

   宮城、田場は友人関係で事件1週間前に沖縄から上京してきたばかりだった。2人は羽田が犯罪の仲間を募るインターネットの闇サイトを通して誘った「誘拐話」に乗ったらしい。近所の知人によると、羽田は妻と2人の息子がいる「ものすごく子煩悩な父親。土地も買ったばかりで、金に困っている様子はなかった」という。何らかの金に困る事情があったのだろうが、なにより女子中学生にケガがなくスピード解決できたのは不幸中の幸いだった。

   キャスターの小倉智昭「甲州街道は車の流れの多いところで、いちいち車を止めて検問できるような状況ではないはず。ナンバープレートをきちっとつけていれば見過ごしてしまう。それにしても何に気付いたのか、警察官のお手柄でしたね」

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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