中丸雄一の地味キャラがちょうどいい濃い脇役陣…ありそうでなかった当たり役
<変身インタビュアーの憂鬱(TBS系)>

印刷

   TBS系月曜深夜のドラマ枠「ドラマNEO」が今季もすばらしい。前クール「天魔さんがゆく」は堂本剛主演で、脚本は「コドモ警察」や「勇者ヨシヒコ」シリーズでおなじみの福田雄一だったが、今季はKAT-TUNの中丸雄一を主役に据え、監督・脚本は「時効警察」や「俺俺」などを手掛けてきた三木聡だ。

むさくるしい男が事件取材ではイケメンインタビュアーに大変身

   天才トリック作家・白川次郎(中丸雄一)は記念すべき100冊目の小説に取り組んでいたが、スランプに陥り何も書けない日々が続いていた。そんなときにインターネットで見つけた「チューリップ殺人事件」に興味を持ち、小説の題材にするためにメガネ美人編集者・下日山酈霞(かひやまりか/木村文乃)と事件のあった消ノ原町に向かう。

   白川は普段は貞子風の長髪で猫背のむさくるしい男だが、事件関係者から話を聞き出す時は爽やかなイケメンインタビュアー「青沼霧生」に変身し、卓越した推理力で闇に埋もれた真実へと次第に近づいていく。

   1話完結ではない連続モノだが展開がかなりゆっくりなので、途中から見ても話についていける。現在4話まで進んでいるが、浮世離れした登場人物たちに加え、散りばめられた小ネタやギャグがどんどん勢いを増し、まだしばらく事件解決はなさそうだ。

松尾スズキ、ふせえり、松重豊…見ていて飽きない個性派俳優

   脇役が松尾スズキ、ふせえり、岩松了、森下能幸、村杉蝉之介、光石研、松重豊など個性派俳優が顔をそろえ、ストーリーについていけなくても、このメンツの醸し出すどこかゆる~い世界観は見ているだけで癒される。

   それにしても、ジャニーズの中では地味キャラが定着してしまっている中丸だが、濃い俳優らの中ではその地味キャラがちょうどよい具合に作用して、独特の存在感を放っている。地味キャラだからこそ映えるというありそうでなかったポジション。今回も当たり役だと思う。(放送11月4日深夜0時28分)

バード

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中