2018年 7月 20日 (金)

「スーパー台風」が日本を襲う!風速90メートル高波3メートル…東京湾・大阪湾で甚大被害

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   巨大台風30号の直撃を受けたフィリピン中部のレイテ島などは、猛烈な暴風雨と高潮に襲われて死者1万人ともいわれる被害を受けた。内多勝康キャスターは「専門家の間ではこのような巨大台風をスーパー台風と呼び、地球温暖化による海水温度の上昇が進めば日本にも襲来するとの見方が出ています」と伝えた。

レイテ島押し流した「段波」津波並みの破壊力

   台風30号は猛烈な風に加えて、3メートルもある高波で襲った。映像を見るとほとんど津波だ。なぜこんな高波が生まれたのか。早稲田大学の柴山知也教授はこう解説する。

「今月7日(2013年11月)から8日未明にかけてはレイテ湾の内側から外側に向けて猛烈な風が吹き続けました。これによって海水が湾の外に向かい、潮位が通常より1メートルほど下がっていたとみられます。
   台風の通過で風の向きがそれまでと逆の向き変わり、大量の海水が湾内に一気に流れ込んで高さ3メートル前後の切り立った波、段波ができ渦を巻きながら陸地に押し寄せたと思われます」

   内多「今世紀末までには日本にも今回のようなスーパー台風が押し寄せるといわれていますが、どうなんでしょうか」

   坪木和久・名古屋大教授「現状ではまだ大丈夫です。でも、温暖化が進めばその可能性は十分あります。現在では、2076年には日本周辺の海水温が29度前後まで上昇すると見られています」

   内多「高潮や段波は津波と同じような破壊力を持っているわけですね。その被害から逃げるための対策はどうすればいいでしょう」

   坪木「まず命を失わないということを最優先すべきでしょう。台風の進路の解明は進んでいますが、暴風の強さの解明はされていません。強力な台風が来たとき、自分はどうすべきかを日頃から考えておく必要があります」

   考えて、それからどうすればいいのか。そこを聞いたいのだよ。

ナオジン

NHKクローズアップ現代(2013年11月18日放送「フィリピン巨大台風の衝撃」)

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