2024年 3月 29日 (金)

1対30で圧倒的に女性罹患!30代から急増する慢性腎臓病…原因は「トイレ我慢」「水飲まない」

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   患者数1330万人。いま新たな国民病になっているのが慢性腎臓病だ。1対30と圧倒的に女性に多く、30代や40代で発症する人が急増する。「原因は働く女性が増え、トイレを我慢して水分取らないためのようです。腎臓病はきちんと治療しないと、死にいたる大変怖い病気なんです」と塚原泰介アナが伝えた。

「疲れやすい」「貧血」「手足の浮腫み」「腰痛」がシグナル

   千葉県在住の加賀谷知美さん(40歳)は5年前に腎臓病に襲われた。美容師で多忙な毎日だったが、会社の健康診断では異常はなかった。京都旅行の前日の深夜、背中を棍棒で殴られたような激痛と40度の高熱が出た。風邪かと思い旅行を続けたが、高熱は引かず、2泊3日の旅行中に一睡もできなかった。

   帰宅してから病院に行くと、「腎盂腎炎でした。最悪の場合は死ぬし、慢性になると人工透析で長い間通院が必要になると言われました。治るまで1週間はかかりました。原因はトイレに行かず、水も取らずに仕事をしていた事のようです。いまは毎日2リットルの水をかかさず飲んでいます」と知美さんは言う。

   東京大学大学院の南学正臣教授がアドバイスする。「決してトイレを我慢しないこと。オシッコは体内の毒素を洗い流す役目があるんです。喉が渇いた時には必ず水分を補給してください。また、大便の時にお尻を拭く時は、前から後ろに拭くようにしてください。雑菌が尿道から入ると膀胱炎になり、繰り返すと腎盂炎になります」

   塚原「慢性腎盂炎の症状はさまざまです。激しい頭痛、背中や腰の激痛、高熱や吐き気。血尿(血が混じる)、膿尿(白く濁る)などが出ますが、疲れやすい、貧血が起きやすい、手足に浮腫みがある、腰痛があるなども腎臓病のシグナルですから、こうした自覚症状があったら診断を受けて下さい」

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