「赤ちゃんポスト」92人の命救ってきた看護部長…優しくて毅然とした佇まいの薬師丸ひろ子素敵!後日談も見たい
<こうのとりのゆりかご~赤ちゃんポスト>(TBS系)

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   2007年5月、熊本県の民間病院が赤ちゃんポストを設置した時には、子捨てを助長すると非難の嵐に晒された。だが、近頃ではあまり話題にも上らず、どうなったのか知らなかったが、事実をもとにした今回のドラマで、92人もの赤ちゃんの命が助かり、就中、年間1000件以上もの相談の電話が来るという経過を知った。
   病院理事長の速水啓二(綿引勝彦)と看護部長の安田裕美子(薬師丸ひろ子)は乳児の遺棄事件の頻発に心を痛め、何とか救えないかと赤ちゃんを匿名でも預かる施設設置に奔走する。様々な法律や偏見の壁と闘いながらスタートした後の数々の事例が語られる。母親にも妊娠を気取られずに1人で出産して関東から預けに来た高校生。世間体が悪いと祖父母、父親などにボロクソに言われ、発言も出来ない若い母親。貧しくて育てられないと1人で赤ん坊を置きに来たが、悩んで悩んで何時間も市電のホームで泣いていたハイミス。
   それぞれが無知に通ずる決断力のなさなのだが、いずれも子供に後ろ髪を引かれながらの置き去りなのが、まだ救われる。ある坊やは温かい養父母に育てられ、学齢に達した時に病院に来て、養父母と理事長など立ち会いの前でその子の履歴を教えられる。速水が「告げても大丈夫だ」と太鼓判を押したのである。涙なくしては見られない場面だ。受験生の娘を抱えて自分の家庭でも奮闘する看護部長・薬師丸の優しいが毅然とした佇まいが素敵だ。後日談も見たい。(放送2013年11月25日21時~)

(黄蘭)

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